愛媛県道17号北条玉川線

愛媛県道17号北条玉川線について

愛媛県道17号北条玉川線（えひめけんどう17ごう ほうじょうたまがわせん）は、愛媛県の松山市から今治市までを結ぶ主要地方道です。この県道は、約19.9kmの距離でほぼ東西に延びており、地域の交通において重要な役割を果たしています。

路線データ

この県道の起点は松山市中西内、具体的には国道196号との交点で開始され、終点は今治市玉川町龍岡下で国道317号と接続しています。通行することで、松山市から今治市の間にあるさまざまな施設やサービスへ直接アクセスできるため、地元住民や観光客にとって非常に便利な道路です。

歴史的背景

愛媛県道17号北条玉川線は、1976年10月1日に愛媛県告示第1010号に基づいて正式に認定されました。この県道はもともと県道三芳北条線と呼ばれており、玉川町を境に現在の路線と県道東予玉川線に分割された経緯があります。1993年には、建設省から主要地方道として公式に指定され、これによりその重要性が一層強調されることになりました。

路線状況と周辺環境

愛媛県道17号は、いくつかの地域との重複区間があり、特に愛媛県道164号玉川菊間線との交差地点（今治市玉川町葛谷から今治市玉川町龍岡下まで）は重要な交通路として位置づけられています。この県道を通じて、松山市と今治市の移動がスムーズにできるよう配慮されています。

通過する自治体

この県道は、愛媛県内の松山市と今治市を通過します。両市には、地域住民にとって欠かせない様々な公共施設や教育機関があります。特に、松山市には松山市役所北条支所立岩出張所があり、行政サービスが提供されています。

交差する道路

県道の起点である国道196号や、途中で交差する愛媛県道339号粟井浅海線、愛媛県道197号才之原菊間線を始め、終点で接続する国道317号など、地域の主要な道路とも連携しています。

沿線の施設

愛媛県道17号北条玉川線沿いには、多くの教育機関が存在します。聖カタリナ大学やその短期大学部、さらにいくつかの公立学校が設置されており、地域の教育環境を支えています。具体的には、松山市立北条北中学校、立岩小学校、北条小学校、正岡小学校、また聖カタリナ大学短期大学部附属幼稚園などがあり、地域の子どもたちが安心して学ぶための基盤が整っています。

愛媛県道17号北条玉川線は、ただの道路以上のものであり、地元の人々、特に学生にとって重要な移動手段であり、歴史や文化と密接に結びついています。今後も地域の発展に貢献し続けることでしょう。

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