愛媛県道40号松山東部環状線

愛媛県道40号松山東部環状線

愛媛県道40号松山東部環状線（えひめけんどう40ごう まつやまとうぶかんじょうせん）は、愛媛県松山市を貫通する主要地方道です。この路線は、地域の交通ネットワークを形成する重要な役割を果たしています。

概要

この道の起点は松山市三津1丁目で、国道437号と接続しています。また、終点は松山市小村町にあり、愛媛県道23号や愛媛県道207号と交差します。松山市の発展とともに、この道路も整備され、1985年に事業が始まり、1993年には建設省により主要地方道に指定されました。

路線データ

• - 起点: 松山市三津1丁目（国道437号交点）
• - 終点: 松山市小村町（愛媛県道23号伊予川内線・愛媛県道207号三坂松山線交点）

歴史

松山東部環状線の歴史は1993年に遡ります。この年の5月に、建設省からこの道路が主要地方道として認可されることとなりました。これにより、愛媛県内外における交通の利便性が向上し、地域の経済活動にも寄与するようになりました。

路線状況

この路線には、全体にわたってセンターラインが設けられた広い区間が多く存在しますが、ところどころで道幅が狭くなり、対向車との離合が難しい場所も見受けられます。このため、運転時には注意が必要です。

重複区間

四つの愛媛県道及び国道と重複する区間があります。それぞれの道路名は以下のとおりです：

• - 愛媛県道19号松山港線（松山市三杉町 地内）
• - 愛媛県道20号松山北条線（松山市下伊台 地内）
• - 国道317号（松山市末町 - 松山市石手）
• - 愛媛県道334号松山川内線（松山市南久米町 - 松山市鷹子町）

地理と通過する自治体

主に通過する自治体は松山市です。この道路は松山市を円環的に結ぶ役割を果たし、私たちの生活に密接に関わっています。

交差する道路

この路線は多くの主要道路と交差しています。具体的には、国道437号、国道196号、国道317号、さらには愛媛県道19号、20号、334号といった多くの路線と接続しています。

沿線の施設

この県道に沿って、多くの教育機関や企業も存在します。たとえば、フジデリカ・クオリティ、えひめ飲料などの企業が位置し、周辺には松山市立の中学校や小学校、さらに松山東雲女子大学もあります。また、地元の歴史や文化を感じられる日尾八幡神社や四国八十八箇所の名所である浄土寺、西林寺も沿線に位置しています。これにより、地域住民のみならず観光客にも重要なアクセス路となっています。

愛媛県道40号松山東部環状線は、松山市の交通網の一翼を担い、地域の生活と経済の発展を支えています。今後もこの道路の整備と利便性向上が期待されます。

もう一度検索