愛西市巡回バス

愛西市巡回バスは、愛知県愛西市が運営するコミュニティバスです。合併前の佐屋町と佐織町が運行していた巡回バスを引き継ぎ、立田村と八開村のエリアに路線を拡大して、2007年から本格的に運行を開始しました。

概要

愛西市巡回バスは、市民の公共施設へのアクセスを向上させることを目的としています。運賃は無料で、日曜日・祝日・年末年始を除く毎日運行しています。運行に関する業務は、愛西市役所総務部総務課総務係が担当しています。

かつて愛西市域には名鉄バス給父線が運行していましたが、2000年3月末に廃止されて以来、路線バスは運行されていませんでした。そのため、巡回バスは地域住民にとって重要な交通手段となっています。

歴史

2005年（平成17年）4月1日 - 合併により愛西市が成立し、旧佐屋町・佐織町の交通関連事業を愛西市が引き継ぎました。
2007年（平成19年）9月1日 - 立田地区・八開地区で巡回バスの運行を開始しました。
2009年（平成21年）9月1日 - 庁舎間ルートを新設しました。
2016年（平成28年）12月1日 - 海南病院ルートの試験運行を開始しました。
2020年（令和2年）4月1日 - 佐織南ルートに津島市民病院バス停を設置しました。
2024年（令和6年）3月1日 - 停留所名が一部変更されました（例: 佐織工業高校北 → 愛西工科高校北）。
2024年（令和6年）4月1日 - 停留所名が一部変更されました（例: 親水公園総合体育館 → 垣見鉄工アリーナ（親水公園総合体育館））。

路線・ルート（2024年4月1日時点）

愛西市巡回バスには、以下のルートがあります。各ルートの詳細は、愛西市の公式サイトで確認できます。

佐屋西ルート：愛西市役所発着、マイクロバスで1日7便運行（奇数便は右回り、偶数便は左回り）。
佐屋中央ルート：愛西市役所発着、マイクロバスで1日8便運行（奇数便は左回り、偶数便は右回り）。
佐屋東ルート：愛西市役所発着、マイクロバスで1日6便運行（奇数便は左回り、偶数便は右回り）。
立田ルート：愛西市役所発着、ワゴン車で1日6便運行（奇数便は左回り、偶数便は右回り）。
八開ルート：佐織総合福祉センター発着、ワゴン車で1日6便運行（奇数便は左回り、偶数便は右回り）。
佐織北ルート（勝幡・西川端エリア）：佐織総合福祉センター発着、マイクロバスで1日7便運行（奇数便は右回り、偶数便は左回り）。
佐織南ルート（北河田・草平エリア）：佐織総合福祉センター発着、マイクロバスで1日7便運行（1・3・6便は左回り、2・4・5・7便は右回り）。
* 海南病院ルート：愛西市役所と海南病院をワゴン車でシャトル運行（午前は40分間隔で7往復、午後は35分間隔で5往復）。

愛西市巡回バスは、地域住民の生活を支える重要な公共交通機関として、日々運行されています。利用を検討される際は、最新の運行情報やルートを愛西市公式サイトで確認することをおすすめします。

もう一度検索