成都航空

成都航空（Chengdu Airlines）

成都航空は、中華人民共和国四川省成都市に本社を置く航空会社です。正式名称は「成都航空有限公司」で、かつては「鷹聯航空」という名称で格安航空会社として運航していました。現在は四川航空グループの一員として、成都双流国際空港を焦点空港としています。

基本情報

IATA航空会社コード: EU
ICAO航空会社コード: UEA
コールサイン: JINGXIU

歴史

成都航空は、その前身である鷹聯航空として2004年2月10日に設立されました。設立時の資本金は8,000万元でした。

2004年2月10日: 鷹聯航空有限公司として発足。
2005年7月26日: 成都-深圳線で初就航。
2006年7月: 成都-北京線（南充経由）が開設され、北京首都国際空港への民間機初乗り入れを果たす。
2006年9月1日: 成都市の中級人民法院（地方裁判所）により、鷹聯航空の銀行口座が凍結される。
2006年11月20日: 四川航空から2,000万元の資本注入を受け、四川航空が鷹聯航空の株式の20%を保有する。
2009年3月17日: 四川航空から追加で2億元の資本注入を受け、四川航空が株式の76%を保有する。
2010年1月23日: 午前3時をもって鷹聯航空としての営業を終了し、四川航空グループの一員として成都航空が新たにスタート。
2015年11月29日: Comac ARJ21-700型機を受領し、世界で初めて同機を商業路線に就航させる（ローンチカスタマーとなる）。

就航都市（一部）

成都航空は、中国国内の様々な都市に就航しており、以下はその一部です。

成都 - 南充 - 北京
成都 - 長沙 - 杭州
成都 - 石家荘 - 秦皇島
成都 - 石家荘 - 長沙
成都 - 蘭州 - 敦煌
成都 - 三亜
成都 - 昆明
成都 - 麗江
成都 - 蘭州
成都 - 柳州
成都 - 杭州
成都 - 台州
成都 - 深圳
石家荘 - 長沙
石家荘 - 温州

保有機材

2017年9月時点で、成都航空は以下の機材を保有していました。

エアバスA320-200型機 - 23機
エアバスA319-100型機 - 3機
Comac ARJ21-700型機 - 2機

関連事項

成都双流国際空港: 成都航空の拠点空港。
航空会社の一覧: その他航空会社に関する情報。

外部リンク

成都航空有限公司


成都航空は、中国の航空業界において重要な役割を果たしており、特に国産機であるComac ARJ21の導入は注目されています。今後も中国国内の主要都市への路線拡大やサービスの向上に努めていくことが期待されます。

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