所さんのワーワーブーブー

『所さんのワーワーブーブー』

『所さんのワーワーブーブー』は、1993年10月3日から1995年3月までTBSで放送された深夜番組です。この番組は、前の番組『Daytona-TV』の後継としてスタートし、内容や制作スタッフはほぼ同じでした。番組の進行役は所ジョージが担当し、彼の独特なキャラクターが視聴者を魅了していました。

番組の概要

『所さんのワーワーブーブー』は、元々のタイトルだった雑誌『Daytona』とのタイアップが解除されたことによって名づけられました。放送は毎週火曜日の深夜24時50分から25時20分までの約30分間で、車やバイクを中心にテーマを設定し、その魅力を紹介する内容が主でした。場所を選んで撮影が行われ、特に車の試乗やレビューが人気でした。特定のテーマに沿った内容が展開されるため、視聴者は新しい車やバイクの情報を楽しむことができました。

放送内容

番組は、所ジョージ自身の趣味が色濃く反映されており、時にはゲストを交えてゴルフを楽しむ回なども用意されていました。これにより、車やバイクだけでなく、所ジョージの多面性を示す内容も展開されていました。幾つかのエピソードでは、視聴者参加型の企画もあり、口コミで話題になることもしばしばでした。

シリーズの終焉とその後

1990年4月にスタートした「所印の車はえらい」というシリーズを皮切りに、所ジョージが司会を務める車をテーマにした番組群は、異なる番組名で5年の歴史を刻んだ後に終了しました。その後、製作会社が変わらずに続けた後継番組は、IVSテレビ制作による「所さんのおバカで行こう」と名付けられ、視聴者からも引き続き支持を受けました。

制作スタッフ

この番組は多くのスタッフによって支えられました。構成は田中直人といとうなおみつが手掛け、技術面では八峯テレビが協力しました。また、編集はTDKビデオセンターが、音響は金子喜久夫が担当。オープニングタイトルはTVT赤坂が製作し、美術はウッドオフィスが担当しました。ディレクターとしては杉山和典と岩橋正憲が名を連ね、プロデューサーは後藤喜男と杉山和典が務めました。制作会社はIVSテレビ制作とTBSで、協力のもとで番組が進められました。

テーマソング

オープニングテーマには「COLD BLOOD/ZNX」、エンディングテーマには「FOR YOU/JUSTY-NASTY」や「DANCE AROUND/E-ZEE BAND」、「熱帯夜/THE YELLOW MONKEY」など、様々な楽曲が使用され、視聴者に印象を与えました。さらに、挿入歌として「色つきの恋がセピアに変わる/翔」や「ためらい…/坂本つとむ」も番組の中で流れ、視覚と聴覚の両面で楽しませてくれました。

このように、『所さんのワーワーブーブー』は所ジョージの個性と趣味を前面に出した魅力的な番組であり、深夜の時間帯において多くの視聴者に親しまれました。

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