扶桑郵便局

扶桑郵便局の概要

扶桑郵便局（ふそうゆうびんきょく）は、愛知県丹羽郡扶桑町にある郵便局で、主に集配を行う普通郵便局として知られています。その場所は〒480-0199に位置し、併設のゆうパック配送センターは別の住所である〒480-0105にあります。この郵便局は一般客向け窓口やATMを有していないため、特定の郵便サービスを中心に運営されています。

沿革

扶桑郵便局の歴史は1881年3月11日にさかのぼります。この日、柏森郵便局（五等）が新たに開設され、その後1884年に一度廃止されました。しかし、1908年に再設置され、翌年には扶桑郵便局に改称されました。

その後の沿革では、1964年に和文電報配達事務が江南電報電話局に移管され、1970年には特定郵便局から普通郵便局へと局種別が改定されました。1982年には風景入り通信日付印の使用を開始し、2000年には外国通貨の両替や旅行小切手の販売を始めました。2007年には民営化が行われ、他の郵便サービスが併設された郵便事業扶桑支店に移管されました。2012年には日本郵便株式会社が発足し、扶桑郵便局に統合されました。

取扱内容

扶桑郵便局では、郵便、印紙、ゆうパック、内容証明の扱いを行っています。また、貯金、為替、振替、振込、国際送金、国債、投資信託など、金銭に関する業務も幅広く取り扱っています。加えて、生命保険、自動車保険やバイク自賠責保険の加入も可能で、宝くじの販売も行っています。他にも、ゆうちょ銀行のATMを利用できるため、地域住民にとって便利な施設となっています。

集配業務に関しては、「480-01xx」区域の丹羽郡扶桑町及び大口町全域を対象として行っており、公共の交通機関を使うことなくスムーズに利用できるよう努めています。また、ゆうゆう窓口も設置しており、地域のニーズに応える形でのサービスを展開しています。

アクセスと周辺情報

扶桑郵便局へは、名鉄犬山線の柏森駅から北東方面へ約1.1kmの距離で、徒歩で13分ほどで到達できます。車を利用する場合は、東名高速道路や名神高速道路の小牧IC、名古屋高速11号小牧線の小牧北出入口から北へおおよそ5.5kmの位置にあります。また、駐車場も設けられており、16台までの車両を駐車することが可能です。

周辺には扶桑町総合体育館、扶桑町立扶桑中学校、そして扶桑町立柏森小学校などがあり、地域にとって重要な施設が集まっています。これらの環境に加え、扶桑郵便局は地域の郵便サービスを支える重要な役割を果たしているとともに、地域住民の生活を支える存在として位置づけられています。

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