新綱島駅

新綱島駅について

新綱島駅（しんつなしまえき）は、神奈川県横浜市港北区綱島東一丁目にある、東急電鉄東急新横浜線の駅です。駅番号はSH02で、東急新横浜線の駅として、2023年3月18日に開業しました。

歴史

この駅の建設には、周辺地域の歴史も深く関わっています。

2015年（平成27年）5月19日: 駅の建設予定地にあった「綱島ラジウム温泉 東京園」が休業し、翌年には解体されました。この温泉施設は、かつて東京横浜電鉄が運営していた綱島温泉浴場を前身としていました。
2016年（平成28年）9月5日: 土地区画整理事業などの都市計画が決定されました。
2017年（平成29年）2月15日: 土地区画整理事業の事業計画が決定しました。
2020年（令和2年）: 駅名の公募が実施され、最終的に「新綱島駅」という名称が選定されました。
8月10日 - 9月6日: 駅名の公募が実施されました。
12月21日: 東急電鉄が駅名を「新綱島駅」に決定しました。
2022年（令和4年）10月21日: 速達性向上計画の変更認定により、駅名が「新綱島駅」に正式決定しました。
2023年（令和5年）3月18日: 東急新横浜線の開業とともに、新綱島駅が開業しました。

駅名について

駅名の選定には、地域住民の意見も反映されています。

2020年8月10日から9月6日にかけて、港北区在住者などを対象に駅名の公募が行われました。その結果、計画時の仮称と同じ「新綱島駅」が選ばれました。この名称には、綱島駅の東側に位置する新しい駅としての新規性や将来性、東海道新幹線のアクセス拠点である新横浜駅との親和性、そして綱島地区の新たな玄関口としての期待が込められています。

公募では、「新綱島」「東綱島」、そして自由記入の3つの選択肢が設けられました。結果は、「新綱島」が1位、「綱島温泉」が2位、「東綱島」が3位でした。

駅構造

新綱島駅は、島式ホーム1面2線を有する地下駅です。鶴見川の川底トンネルを避けるために、ホームは地下34.9メートルという深い場所に位置しています。これは地下5階に相当します。改札階は地下3階にあります。

駅構内のデザインも特徴的で、両側の壁には「鶴見川」をテーマにした水色のラインが入り、その他の壁にも青色や水色が使われています。

のりば

新綱島駅のホームは以下の通りです。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は11,659人です。近年の1日平均乗降・乗車人員の推移については、関連資料をご参照ください。

駅周辺

新綱島駅の周辺には、以下の施設があります。

綱島駅（東急東横線）
神奈川県道2号（綱島街道）
神奈川県道102号荏田綱島線
神奈川県道106号子母口綱島線
新綱島スクエア
港北区民文化センター「ミズキーホール」
きらぼし銀行新綱島支店
おっ母さん食品館 綱島東店
大野屋 新綱島店
フードワン 綱島店

バス路線

2023年12月23日より、新綱島駅南口と新綱島スクエアに隣接する綱島東線上に、バスのりばが新設されました。これにより、一部の路線が綱島駅から新綱島駅発着に変更されました。川崎鶴見臨港バス、横浜市交通局、東急バスが乗り入れています。

綱島街道上にある綱島駅入口停留所については、「綱島駅#バス路線」をご参照ください。

運賃計算

新綱島駅は綱島駅に近接しているため、日吉駅方面への各駅への運賃は同額に設定されています。東急新横浜線の加算運賃は新横浜 - 新綱島間のみに適用されます。日吉 - 綱島間の定期券を持っている場合、日吉 - 新綱島間の乗車も可能です。

ただし、新綱島駅と綱島駅は同一駅扱いではないため、改札外乗り換えはできません。また、東横線横浜方面から東急新横浜線新横浜方面へ乗り継ぐ場合、日吉駅での乗り換えとなり、実際の乗車区間に基づいた運賃計算となります。

隣の駅

東急電鉄

東急新横浜線

■急行・■各駅停車

日吉駅 (SH03) - 新綱島駅 (SH02) - 新横浜駅 (SH01)

脚注

出典

東急電鉄の1日平均利用客数
東急電鉄の統計データ
神奈川県県勢要覧

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

* 新綱島駅（各駅情報） - 東急電鉄

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