新里駅 (群馬県)

新里駅について

新里駅（にいさとえき）は、群馬県桐生市新里町小林に所在する上毛電気鉄道の上毛線の駅です。この駅は、1928年（昭和3年）に武井駅として開業したのが始まりで、当初は現在の位置から約300メートル西桐生寄りに位置していました。1948年（昭和23年）には、駅の移転と同時に新里駅に改称されました。

1992年（平成4年）には、東武鉄道の急行列車「りょうもう」の急行券の取り扱いが始まり、駅としての機能が充実してきました。1998年（平成10年）には新しい駅舎が供用開始されました。

駅の構造

新里駅は地上駅で、相対式ホーム2面2線を有しています。これは、上毛電気鉄道の上毛線の中ではこの駅のみに見られる構造です。また、北側には保守用の線路が1線設置されています。駅は基本的に有人ですが、2020年度からは新型コロナウイルスの影響で駅員の配置が休止されています。利用者にとっては便利な駅ですが、案内上ののりば番号は設定されていない点に注意が必要です。

利用状況

新里駅の利用状況については、桐生市の統計書を参考にすることができます。駅の周辺は主に住宅地で、地域住民にとって重要な交通拠点となっています。

駅周辺の施設

新里駅周辺には多くの施設が存在し、地域の生活に密着した場所となっています。以下はその一部です：

• - 桐生市新里総合センター（桐生市役所新里支所、旧・新里村役場）
• - 桐生市新里町保健文化センター
• - 新里郷土資料館
• - 新里郵便局
• - しののめ信用金庫 新里支店
• - JAにったみどり 新里支所
• - ベイシア Foods Park 新里店
• - ぐんま昆虫の森（バスで約5分）

加えて、2.6km離れたカリビアンビーチや、群馬県道3号前橋大間々桐生線および群馬県道336号梨木香林線も近隣にあり、交通アクセスも充実しています。また、駅近くには鏑木川があります。

隣接駅

新里駅の隣には上毛電気鉄道の膳駅と新川駅があります。これらの駅との連携により、地域の移動がスムーズに行えます。

新里駅は、その歴史や周辺の生活に密着した施設から、地域にとって重要な存在であり、多くの人々に利用されています。今後も地域の交通はこの駅を通じて発展していくことでしょう。

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