日映企画

株式会社日映企画について

株式会社日映企画は、日本の映画・映像制作会社です。そのルーツは、第二次世界大戦中に設立された日本映画社にまで遡ります。日本映画社を前身とする日本映画新社で産業映画を中心に製作、演出を手がけていた中嶋康勝氏が、1987年に独立し、有限会社中嶋企画を設立したのが始まりです。

沿革

1987年4月18日：有限会社中嶋企画として会社設立。
2000年3月1日：有限会社日映企画に名称変更。
2001年3月1日：株式会社日映企画として改めて設立。

詳細

中嶋康勝氏は、日本映画新社で取締役を務める傍ら、1999年には『ニッポン近代化遺産への旅』、2000年には『明治建築をつくった人びと コンドル先生と四人の弟子』など、数々の作品を制作し、各賞を受賞しました。これらの作品は、大成建設の依頼で制作された産業映画でした。

その後、中嶋氏は日本映画新社を退社し、2000年3月1日に有限会社中嶋企画を有限会社日映企画に名称変更しました。この際、事業内容を映像制作に特化し、翌2001年3月1日には株式会社日映企画として新たに設立されました。設立後も、大成建設からの産業映画の受注制作を中心に事業を展開しています。2003年には、映画監督の堤哲朗氏による『次世代のアーチをかける 鋼・コンクリート複合アーチ橋 第二東名高速道路富士川橋』を制作しました。

2006年6月には、同社が自主制作した『五重塔はなぜ倒れないか』を井上書院が販売しました。また、同社は、かつて日本映画新社が撮影所を構えていた場所の近くに位置しています。

企業データ

社名: 株式会社日映企画
所在地: 東京都品川区上大崎3丁目9番9号 杉浦ハイツ202号
代表取締役社長: 中嶋康勝
事業内容:
短編映画、ビデオ、DVDの企画制作
プロモーション、広報映像の企画制作
CM映像の企画制作
教育教材映像の企画制作
テレビ番組の企画制作
イベント映像の企画制作
記録ドキュメントの企画制作
資本金: 1,000万円（2012年時点）
設立: 2001年3月1日

株式会社日映企画は、長年にわたり培ってきた映像制作のノウハウを活かし、様々なジャンルの映像を制作しています。

関連人物・企業

日本映画新社
大成建設
堤哲朗

外部リンク

株式会社日映企画 公式ウェブサイト

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