日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟

公益社団法人日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟（JBLSF）について

公益社団法人日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟（Japan Bobsleigh・Luge and Skeleton Federation、略称JBLSF）は、日本国内におけるボブスレー、リュージュ、スケルトンのそり競技3種別を統括する国内競技連盟です。

概要

JBLSFは、日本オリンピック委員会（JOC）および日本スポーツ協会（JSPO）に加盟しており、これらの団体と連携しながら、各競技の日本代表選手を決定する重要な役割を担っています。

組織は、北海道、宮城、長野、大阪、学生の5つの地区団体によって構成されています。国際的には、ボブスレーとスケルトンは国際ボブスレー・スケルトン連盟（IBSF）、リュージュは国際リュージュ連盟（FIL）と、それぞれ異なる団体によって管轄されています。しかし、日本では競技人口が少ないこと、また、2022年現在、競技場が長野スパイラルのみであることから、これら3種目を1つの連盟で統括しています。

沿革

JBLSFは、1972年の札幌オリンピック開催時に、正式競技であるにもかかわらず国内競技連盟が存在しなかったために、急遽編成されました。2020年10月時点では、北野建設の社長である北野貴裕氏が会長を務めています。

2012年に一般社団法人化され、2015年9月には内閣府より公益社団法人として認定されています。2013年12月には、JBLSFが国際大会に派遣するボブスレー日本代表の愛称を「DANGANジャパン」と決定しました。

選考を巡る問題

2016年6月、JBLSFによる国際大会の選手選考を巡り、スケルトン女子選手4名が日本スポーツ仲裁機構に仲裁を申し立てる事態が発生しました。

選手側は、主要な国内大会で好成績を収めたにもかかわらず、一方的に選考対象から外されたとして、JBLSFの決定取り消しを求めました。さらに、他の選手も不当な評価を受けていると主張し、過去の代表選考がヘッドコーチの主観に偏っていた可能性も指摘しました。この問題に対し、JBLSFは「申立書の内容を確認してからコメントする」と回答しています。

構成団体

JBLSFは、以下の地区連盟と連携して競技運営を行っています。

北海道ボブスレー・スケルトン連盟
北海道リュージュ連盟
宮城県ボブスレー・リュージュ連盟
長野県ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟
大阪ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟
日本学生ボブスレー連盟

関連情報

JBLSFが関わる主な大会は以下の通りです。

全日本ボブスレー選手権大会
全日本リュージュ選手権大会
全日本スケルトン選手権大会

また、JBLSFは過去に「よなよなペンギン」という作品にも関わっています。

外部リンク

公益社団法人日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟
日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟 (@jblsf_japan) - X（旧Twitter）
北海道ボブスレー・スケルトン連盟
北海道リュージュ連盟
宮城県ボブスレー・リュージュ連盟
長野県ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟
大阪ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟
日本学生ボブスレー連盟 - ウェイバックマシン
FIBT国際ボブスレー・トボガニング連盟 （英語）
* FIL国際リュージュ連盟 （英語）

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