旭堂鱗林

旭堂鱗林のプロフィールと活動

旭堂鱗林（きょくどう りんりん）は、1973年8月21日に生まれ、愛知県名古屋市熱田区を拠点に活動する講談師兼タレントです。本名は伊藤真由美（いとう まゆみ）であり、彼女はなみはや講談協会及び、サンミュージックアカデミー名古屋に所属しています。

経歴

旭堂鱗林は名古屋市立桜台高校を経て短期大学を卒業。その後、幼稚園教員やブライダルコーディネーターとしてのキャリアを積みながら、話すことへの興味を深めました。2000年4月には東海ラジオのレポートドライバーとしてラジオの世界に入り、以降、リポーターやラジオパーソナリティとして活動を広げていきます。

2006年には、講談師の旭堂南鱗に師事し、彼女の活動が一層多彩を増していきます。2009年4月1日には「古池鱗林」という名前で本格的に講談師としてのパフォーマンスを開始。2016年からは上方講談協会（後のなみはや講談協会）に所属し、高座名を旭堂鱗林に変更しました。

名古屋での活動

旭堂鱗林は名古屋の大須演芸場でレギュラー出演し、地元の芸人としての地位を確立。多くの観光大使も務めており、名古屋観光文化交流特命大使、愛西市観光大使、熱田区おしゃべり大使、また白鳥庭園広報大使など多岐にわたって地域振興に貢献しています。特に、瀬戸市コミュニティFM番組への出演が縁で、藤井聡太の講談『藤井聡太物語』を創作し、さらに彼の広報大使にも任命されました。

2023年8月には東京での第81期名人就位式祝賀会に出席し、祝辞を述べるなど、直々に講談の魅力を広める活動を続けています。

現在の活動

旭堂鱗林は、サンキューイブニング【火曜日（RADIO SANQ）】で登龍亭獅篭と共演し、「藤井聡太全力応援！ 名人への道」をYoutubeで生配信しています。また、藤井聡太の対局時には生配信にも出演するなど、積極的にメディア活用しています。

作品とメディア

書籍『講談ぐるぐるりんりん』やCD『上方講談シリーズ 5 旭堂鱗林』などもリリースし、音声ガイドでは姫路城や浜松市美術館のオーディオガイドでも声を担当。これらは、彼女の講談に対する情熱を示す一例です。

まとめ

旭堂鱗林は、講談師としてだけではなく、多様な活動を通じて地域文化の発展に寄与する重要な存在です。彼女の講談は、古典的な話芸の魅力を伝えるだけでなく、現代のトピックスを取り入れた作品も展開しており、幅広いaudienceの心を掴んでいます。これからの活動にも目が離せません。

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