明徳駅 (台北捷運)

明徳駅（めいとくえき）

明徳駅は、台湾の台北市北投区に位置する、台北捷運淡水線の高架駅です。駅番号はR18で、天母や陽明山方面へのバス路線が接続しており、周辺地域へのアクセス拠点となっています。

駅概要

明徳駅は、明徳路の北側、東華街と西安街の間に位置しており、駅周辺は住宅地と商業地が混在するエリアです。駅の建設当初は「天母駅」という名称で計画が進められていましたが、開業前に現在の「明徳駅」へと変更されました。この駅名は、駅の近くを通る明徳路にちなんで名付けられました。

利用可能な鉄道路線

台北捷運
淡水線（淡水信義線）

歴史

もともとは「天母駅」として計画されましたが、開業前に現在の「明徳駅」へと名称が変更されました。歴史的な経緯は以下の通りです。

1997年3月28日 - 捷運淡水線（淡水～中山間）の正式開通に伴い、明徳駅が開業しました。
2018年4月18日 - 安全性向上のため、可動式ホーム柵が設置され、供用を開始しました。

駅構造

明徳駅は、島式ホーム1面2線の高架駅です。ホームへのアクセスは、駅の南端にある1ヶ所の出入口からとなっています。

駅階層

明徳駅は高架駅であるため、地上から駅舎に上がり、改札を通過してホームへ移動する構造となっています。駅構内には、乗客の利便性を考慮した施設が整備されています。

駅出口

駅の出口は1箇所のみで、駅の南端に位置しています。

出口：明徳路

パブリックアート

駅構内には、芸術作品が設置されており、その一つに「双渓天籟」というモザイクアートがあります。この作品は、非常階段側の壁の外に設置されており、作者は陳林枝旺です。駅利用者に潤いと安らぎを与えてくれます。

利用状況

明徳駅は、周辺住民の通勤・通学の足として、また観光客の移動拠点として、多くの利用者に利用されています。バス路線への乗り換えも便利です。

駅周辺

駅の周辺には、商業施設や飲食店、病院などが点在しています。特に駅を挟む東華街と西安街には「捷運明徳站」のバス停が設置されており、天母、新北投、関渡、社子、泰山方面など、様々な地域へのアクセスが可能です。また、振興医院行きの無料接続バスも運行しており、医療機関へのアクセスも便利です。

隣の駅

台北捷運淡水線における隣接駅は以下の通りです。

石牌駅 (R19) - 明徳駅 (R18) - 芝山駅 (R17)

脚注

註釈

駅の名称は建設中に変更され、現在の名称となりました。

出典

台北捷運公司の公式サイトなど

外部リンク

* 明徳駅周辺地図（台北捷運公司） （繁体字中国語）

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