星野勘九郎

星野勘九郎：デスマッチを彩る異才のプロレスラー

星野勘九郎は、1975年7月6日生まれ、埼玉県富士見市出身のプロレスラーです。本名を星野直丈といい、大日本プロレスに所属しています。身長175cm、体重90kg、血液型はA型。

プロレスラーへの道

幼少期からプロレスに熱中し、特に獣神サンダー・ライガーに憧れを抱いた星野は、高校卒業後にキックボクシングの世界へ。1996年にプロデビューを果たしますが、2001年に一度は格闘技から離れ、運送業に従事します。しかし、プロレスへの情熱は消えることなく、2003年にターザン後藤一派に入門し、リングアナウンサーとしてプロレス界に復帰。その後、プロレステロ組織ガロガ（後のガロガ騎士's）に入団し、2005年12月にプロレスラーとして再デビューしました。

大日本プロレスでの活躍

2008年にガロガ騎士'sが解散すると、フリーとして大日本プロレスに参戦。MASADAとのハードコアマッチを機に、デスマッチ戦線に本格的に身を投じます。木高イサミ、宮本裕向、竹田誠志らと共に「デスマッチヤングブラッツ」の一員として活躍し、その実力が認められ、2009年に大日本プロレスに正式入団しました。

多彩なキャラクター

星野は、インディー団体での活動経験から培われた幅広いキャラクターを持ち合わせています。大日本プロレス入団後も、グレプロや666などの団体に様々な姿で参戦。また、巡業中は谷口裕一と共に巡業バスの運転手を務めるなど、裏方としての顔も持っています。

2012年からは、稲葉雅人とタッグチーム「平成極道コンビ」を結成し、グレート小鹿を巻き込んだ極道ギミックを展開。KAIENTAI-DOJOでは、タンク永井率いるザ・タンクスの一員として「星野タン九郎」に変身するなど、そのエンターテイナーぶりを発揮しています。

デスマッチヘビー級王座戴冠

2014年3月には、伊東竜二とのタッグでヤンキー2丁拳銃を破る殊勲を挙げ、イサミの持つBJW認定デスマッチヘビー級王座への挑戦権を獲得。同年3月27日には、イサミとのタイトルマッチに臨みましたが、惜しくも敗北。しかし、同年11月24日に行われた竹田誠志とのファイヤーデスマッチでは勝利を収め、2015年1月2日に宮本裕向との間でBJW認定デスマッチヘビー級王座に挑戦。2016年7月24日、大日本プロレス両国国技館大会にてスキャフォールドGショックデスマッチで伊東竜二から勝利を収め、悲願のBJW認定デスマッチヘビー級王座を戴冠しました。

現在の活動

2017年以降は、デスマッチ戦線と並行してジュニアヘビー級戦線にも参入。肉体改造を行い、ヘビー級の体格を維持しながら体重を95kg以下に落とし、BJW認定ジュニアヘビー級王座にも挑戦しました。現在も大日本プロレスを中心に、様々なリングで活躍を続けています。

得意技

セントーン
パワーボム
極道クラッチ
極道式トルネードクラッチ
ジャンピングエルボードロップ
チョークスラム
勘九郎カッター（STO）
ぬりかべ

タイトル歴

BJW認定デスマッチヘビー級王座（第33代）
横浜ショッピングストリート6人タッグ王座（第7代）（パートナーはグレート小鹿、稲葉雅人）
* グレートプロレスリング認定タッグ王座（初代）（パートナーは豪尻戦士カトレンジャー）

人物像

星野は、「練習の鬼」として知られ、キックボクシング時代から走り込みを中心としたトレーニングを欠かしません。また、大の日本ハムファイターズファンであり、アンジュルムをはじめとするハロー!プロジェクトのファンとしても知られています。

デスマッチという危険な舞台で、常に観客を魅了し続ける星野勘九郎。その熱いファイトとユーモラスなキャラクターは、これからも多くのプロレスファンを魅了し続けることでしょう。

もう一度検索