春海橋公園

春海橋公園

春海橋公園は、東京都江東区豊洲2丁目にある都立の海上公園です。東京都港湾局が管理しており、海上公園条例ではふ頭公園と規定されています。

歴史

公園は1978年4月1日に開園しました。公園の名前は、江東区と中央区にまたがる春海橋に由来します。開園当初は、東西に細長い敷地にベンチと四阿が設置されたシンプルな公園でした。

江東区側の区域は、豊洲二丁目土地区画整理事業のために2004年に一度閉園しました。その後、再整備され、2006年10月に一部、2007年4月と2008年4月に追加区域が開園し、拡張を重ねています。

一方、中央区側の区域は、晴海二丁目区画整理事業に伴い2007年と2008年に廃園となりました。当初は2011年までに晴海運河に面した公園として整備される予定でしたが、区画整理の遅れから計画が変更され、整備後に中央区へ譲渡されました。現在は中央区立晴海臨海公園として開園しています。

公園概要

春海橋公園は、晴海運河に面した場所に位置し、周辺の景観を楽しめるのが魅力です。特に、晴海や大川端リバーシティの高層マンション群を望む夜景は美しく、新たな夜景スポットとして注目されています。公園の設計は、周囲の施設との間に緩やかな傾斜を設けることで、水辺への親しみやすさを演出しています。

公園は24時間入園自由で、無料で利用できます。園内には多数のベンチが設置されているので、ゆったりと過ごすことができます。トイレと飲料の自動販売機はありますが、専用駐車場や子供向けの遊具はありません。夜間は明るく照らされているので、安心して利用できます。また、公園内では釣りも楽しめます（ただし、禁止区域があるので注意が必要です）。

アクセス

東京メトロ有楽町線 豊洲駅 徒歩3分
ゆりかもめ 豊洲駅 徒歩3分

周辺施設

アーバンドック ららぽーと[[豊洲]]
ガスの科学館
チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com
春海橋
* 晴海橋梁

備考

公園に隣接するアーバンドック ららぽーと[[豊洲]]には、水上バス（東京都観光汽船）の発着場があるメモリアルドックがあります。メモリアルドックには、跳ね橋「アーバンゲートブリッジ」があり、夕刻から夜にかけてライトアップされ、豊洲の夜景を彩ります。

春海橋公園は、都心にありながら水辺の自然を感じられる、都会のオアシスです。周辺の観光スポットと合わせて、ぜひ訪れてみてください。

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