アーバンドック ららぽーと豊洲

アーバンドック ららぽーと豊洲：東京湾岸の複合商業施設

東京都江東区豊洲に位置する「アーバンドック ららぽーと豊洲」は、三井不動産商業マネジメントが運営する大規模ショッピングセンターです。2006年10月5日の開業以来、豊洲エリアのランドマークとして、多くの人々に親しまれてきました。かつて石川島播磨重工業東京第一工場跡地だったアーバンドック内に建設され、海辺のリゾートをイメージした設計が特徴です。

設計とコンセプト

「4艘の船」をモチーフにした建物は、3層吹き抜けの開放的なメインモールを中心に構成されています。トップライトからの自然光が差し込み、館内は明るく、気持ちの良い空間となっています。ファミリー層をターゲットに、多様なテナント構成も魅力の一つ。キッザニア東京などの体験型施設や、都内最大級のドッグラン＆ペットカフェなど、家族で一日中楽しめる施設が充実しています。

主要テナントとリニューアル

幅広いジャンルのショップが出店しており、スーパーマーケット、アパレル、レストラン、エンターテイメント施設などが揃っています。フードストアあおき、ユナイテッド・シネマ豊洲、キッザニア東京、ユニクロ、無印良品、そして様々な飲食店など、多くの注目ブランドがテナントとして入っています。

2012年には大規模リニューアルを実施。その後も、2020年には隣接する「豊洲ベイサイドクロス」の開業に合わせて、新たなエリア「ららぽーと豊洲3」が誕生しました。既存エリアを「ららぽーと豊洲1」「ららぽーと豊洲2」と改称し、全館を繋ぐ連絡通路も整備。これにより、総店舗数は214店舗に拡大し、さらに利便性と魅力を高めました。2020年のリニューアルでは、新型コロナウイルスの影響により開業が延期されましたが、順次オープンし、現在に至っています。

ユナイテッド・シネマ豊洲

ららぽーと豊洲3階にあるユナイテッド・シネマ豊洲は、1,756席を誇るシネマコンプレックスです。「オーシャンスクリーン」と呼ばれる巨大スクリーンを備え、IMAXを除く日本最大級のスクリーンで映画鑑賞を楽しめます。4DXシアターも完備し、臨場感あふれる映画体験を提供しています。カフェ＆バーラウンジも併設され、映画鑑賞前後の時間をゆったりと過ごせる空間も魅力です。過去には様々なイベントや舞台挨拶なども行われており、地域に密着した活動も展開していました。

アクセスと周辺環境

東京メトロ有楽町線とゆりかもめ豊洲駅に直結しており、アクセス抜群です。都営バスやBRTも利用可能です。また、2,200台収容可能な駐車場、駐輪場も完備。水上バスの発着場もあり、海からのアクセスも可能です。周辺にはパークシティ豊洲などの高層マンションや、芝浦工業大学、豊洲公園などの施設が立地しており、豊洲エリアの中核を担っています。

沿革と閉鎖店舗

開業以来、多くの変化を遂げてきたららぽーと豊洲。2011年にはアトリウムにあったパイプオルガンの撤去、2020年の大規模リニューアルと、常に進化を続けています。過去には、いくつかのテナントが閉店しましたが、その分新しい店舗も増え、常に新鮮な魅力を提供しています。

まとめ

「アーバンドック ららぽーと豊洲」は、ショッピング、エンターテイメント、そして食事など、あらゆるニーズを満たす複合商業施設です。東京湾岸エリアを訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

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