時津風 (相撲)

時津風（ときつかぜ）

時津風は、日本[[相撲協会]]の年寄名跡の一つであり、その歴史は大阪相撲にまで遡ります。東西の相撲が統合された際に、大阪相撲から引き継がれた名跡で、初代から11代までは大阪相撲の親方が名跡を継承していました。

双葉山による名跡継承とその後

第12代時津風は、昭和の大横綱として知られる双葉山定次が引退後に襲名しました。大阪相撲時代の11代時津風は素行が悪く評判が悪かったため、当初は双葉山が時津風を名乗ることに反対する声もありました。しかし、双葉山が継承してからは、時津風は角界でも有数の名門として知られるようになりました。

波乱の歴史

名門となった時津風ですが、その歴史は必ずしも順風満帆ではありませんでした。第12代時津風（双葉山）は、璽光尊事件に関与したとして逮捕されるという不祥事を起こしました。また、第15代時津風は、弟子への暴行事件で逮捕・解雇されるという事態になりました。さらに、第16代時津風も不祥事を理由に相撲協会から退職勧告を受け、角界を去ることとなりました。このように、時津風の名跡は、度重なる不祥事によって、波乱の歴史を辿っています。

時津風の代々

時津風の名跡を継承した親方の一覧は以下の通りです。

初代 - 11代：大阪相撲の親方
12代：双葉山定次
13代
14代
15代
16代

※太字は部屋持ち親方

関連事項

* 時津風部屋

脚注

もう一度検索