曲長通

曲長通（かねちょうどおり）：札幌市手稲区の都市計画道路

曲長通は、北海道札幌市手稲区に位置する札幌圏都市計画道路です。地名ではありませんが、その難読性で知られています。

概要

起点：札幌市手稲区稲穂4条7丁目
終点：札幌市手稲区手稲山口（国道337号交点）
延長：2.55km
車線数：全線2車線（片側1車線）
制限速度：全線時速50km

特記事項として、起点の稲穂4条7丁目から国道5号との交点までは、現在未整備区間となっています。

歴史

曲長通の名称は、1904年から1938年まで、現在の札幌運転免許試験場付近に存在した「曲長農場」に由来します。「曲長」は、1874年に札幌へ移住した大津出身の本間長助氏の屋号から取られました。曲長商店は明治10年創業の札幌で最も古い酒造業者の一つであり、店舗は南3条東2丁目にありました。

もともと曲長通という名称は、稲穂2条5丁目付近で旧国道5号から分岐して北上し、現在の稲穂駅付近で線路を渡り、曲長農場へと向かう道路を指していました。その名残として、本来の曲長通にはジェイ・アール北海道バスの「曲長通」停留所が現存しています。

年表

1986年（昭和61年）：曲長通跨線橋が完成。
2007年（平成19年）：星置2条1丁目（下手稲通交点）から手稲山口（国道337号交点）までの区間が開通。

主な接続道路

国道5号（北5条手稲通）
二十四軒手稲通
下手稲通
国道337号（道央新道、道央圏連絡道路） - 終点

橋

曲長通跨線橋

沿線の施設

フルールハピネスていね
札幌市手稲区土木センター
手稲自動車学校
札幌市星置スケート場

関連項目

札幌市内の通り
星置

注釈

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