道央圏連絡道路

道央圏連絡道路について

道央圏連絡道路（DO-O BY-PASS）は、北海道の千歳市平和から小樽市銭函を結ぶ地域高規格道路です。この道路は国道337号のバイパスとして整備されており、一部の区間では歩行者や軽車両の通行が禁止されていますが、自動車専用ではありません。

概要

• - 指定区間: 全線
• - 幅員: 21.0 m
• - 規格: 3種1級
• - 設計速度: 70 km/h
• - 車線: 4車線（3.5 m × 4）

道央圏連絡道路には、インターチェンジやさまざまな施設がありますが、供用済みの区間と未完成の区間があります。特に、平面交差区間では多数の交差点が存在しています。

主な接続道路

• - 北海道道112号札幌当別線
• - 北海道道508号矢臼場札幌線
• - 国道231号
• - 北海道道225号小樽石狩線
• - 北海道道125号前田新川線

これらの接続道路を通ることで、地元の交通の円滑化に寄与しています。

事業区間

新千歳空港関連

新千歳空港ランプから千歳市内の中央ランプまでの9.2 kmの区間は、1999年から部分的に供用され、2010年には全線が開通しました。この区間はすべて立体交差が採用されており、交通の流れをスムーズにしています。

歴史

1989年に事業化され、1999年に新千歳空港ランプから日の出ランプまでが供用されました。その後も順次整備が進み、2010年に中央ランプ間が開通しました。これにより、新千歳空港と主要な都市を結ぶ重要な交通路としての役割が確立されました。

泉郷道路

中央ランプから南長沼ランプまでの8.2 kmの区間は、2020年に開通しました。この道路は4車線で供用され、交通の利便性を向上させています。

長沼南幌道路

南幌ランプから南幌町までの14.6 kmの区間は現在整備中であり、2023年時点では開通していません。

中樹林道路

南幌町から江別市までの7.3 kmの区間も現在工事中であり、2024年度には開通が予定されています。

美原バイパス

江別東ICから美原までの3.9 kmの区間は、2005年に開通しました。このバイパスは、一部が4車線で供用されています。

当別バイパス

当別町から札幌市を迂回して生振に至る15.4 kmの区間も整備が進められ、2016年に全線が4車線となり供用開始されました。

石狩市生振 - 小樽市銭函

この区間は、石狩湾新港に関連する区間として整備されてきました。1988年からの整備の結果、1996年には銭函高架橋が完成し、全通しました。現在、石狩湾や工業団地とも接続しており、重要な役割を担っています。

通過市町村

道央圏連絡道路は以下の市町村を通過します：

• - 千歳市
• - 夕張郡長沼町
• - 空知郡南幌町
• - 江別市
• - 石狩郡当別町
• - 札幌市北区
• - 石狩市
• - 小樽市
• - 札幌市手稲区

この道路は、道央圏の発展に大きく寄与している重要な交通インフラです。

もう一度検索