稲穂駅

稲穂駅 (いなほえき)

稲穂駅は、北海道札幌市手稲区稲穂1条5丁目にある、北海道旅客鉄道（JR北海道）函館本線の駅です。駅番号はS08、電報略号はイナ。

歴史

1986年（昭和61年）11月1日：日本国有鉄道（国鉄）函館本線の稲穂臨時乗降場として開業。開業当時から無人駅でした。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道（JR北海道）の駅となると共に旅客駅に昇格し、稲穂駅となりました。
1999年（平成11年）7月10日：自動改札機を設置し、供用を開始。
2007年（平成19年）10月1日：駅ナンバリングを実施。
2008年（平成20年）10月25日：ICカード「Kitaca」使用開始。

駅名の由来

駅南側の地名が由来となっています。1942年（昭和17年）の字名改正でつけられた和名です。開業前の仮称は北側の地名から採られた「あけぼの」でした。

駅構造

相対式ホーム2面2線（ホーム長：130m）を持つ地上駅です。ホーム間は札幌側にある踏切で連絡しており、跨線橋などはありません。札幌方面行きホームと小樽方面行きホームそれぞれに専用出入口があります。

手稲駅が管理する無人駅で、簡易自動券売機（札幌方面のみ設置。ICチャージ非対応）と簡易自動改札機（Kitaca・磁気券ともに対応）が設置されています。トイレは未設置です。

小樽方面ホームでは車掌が改札業務を行う場合があります。札幌運転所の目の前にあるためJR社員の利用も多いです。

のりば

乗り場	路線名	方向	行先
:-	:-	:-	:-----
1	■函館本線	上り	札幌・岩見沢方面
2	■函館本線	下り	小樽・倶知安方面

利用状況

「札幌の都市交通データ」によると、2019年（令和元年）度の1日平均乗車人員は955人です。これは札幌市のJR北海道の駅では2番目に少ない数字です。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりです。

年度	1日平均乗車人員	Ref
:-	:-----	:-:
2011年	954
2012年	979
2013年	992
2014年	975
2015年	976
2016年	975
2017年	951
2018年	963
2019年	955

駅周辺

駅の北側には札幌運転所が隣接しており、多数の鉄道車両が停泊しています。そのため、運転所に向かう運転士などが頻繁に利用します。北は工業団地、南側は住宅街となっています。

2017年（平成29年）1月には、札幌運転所西側に社員研修センターが東区から移転しました。

国道5号
手稲警察署稲穂交番
手稲稲穂中簡易郵便局
札幌運転所
札幌運転免許試験場
手稲工業団地
手稲山口地区軽工業団地
ジェイ・アール[[北海道バス]]手稲営業所
札樽線「手稲稲穂2条5丁目」停留所（国道5号沿い）

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■函館本線

■特別快速「エアポート」：通過

■快速「エアポート」（一部列車のみ停車）・■快速「ニセコライナー」・■普通

星置駅 (S09) - 稲穂駅 (S08) - 手稲駅 (S07)

参考文献

本久公洋（著）『北海道鉄道駅大図鑑』北海道新聞社、2008年。ISBN 978-4-89453-464-3。

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]
北海道旅客鉄道の鉄道駅一覧 (電報略号順)

外部リンク

稲穂｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜鉄道・きっぷ｜JR北海道- Hokkaido Railway Company

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