最知駅

最知駅（さいちえき）

宮城県気仙沼市最知川原に位置する最知駅は、東日本旅客鉄道（JR東日本）気仙沼線BRTの駅です。かつては同線の鉄道駅でしたが、東日本大震災による甚大な被害を受け、BRT（バス高速輸送システム）に転換されました。

歴史

最知駅は、1967年（昭和42年）7月20日に日本国有鉄道（国鉄）気仙沼線の駅として開業しました。開業当初から旅客のみを取り扱う無人駅でした。

1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となりました。

2011年（平成23年）3月11日、東日本大震災（東北地方太平洋沖地震）が発生し、津波により駅施設は大きな被害を受けました。

2012年（平成24年）8月20日には、BRTによる仮復旧が行われました。この際、陸前階上駅 - 最知駅間がバス専用道として整備され、新しい駅舎が使用開始されました。

2020年（令和2年）4月1日、柳津駅 - 気仙沼駅間の鉄道事業が廃止されたことに伴い、最知駅は鉄道駅としての役割を終え、BRT駅となりました。

駅構造

震災後、鉄道駅は撤去され、BRT運行開始に伴い、1車線の専用道の両側に、対面式の乗降場が整備されました。これにより、バスの乗り降りがスムーズに行えるようになりました。

かつての鉄道駅時代は、単式ホーム1面1線を有する地上駅で、駅舎はなく、気仙沼駅が管理する無人駅でした。

利用状況

JR東日本によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は28人です。2013年度以降の乗車人員の推移は以下の通りです。

（データの記載がないため、省略）

駅周辺

駅の西側には、国道45号が南北に走っており、交通の要所となっています。周辺は住宅地や田畑が点在する地域です。

ミヤコーバス「最知」停留所

駅の近くには、ミヤコーバスの「最知」停留所があり、地域住民の足として利用されています。

隣の停留所

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■気仙沼線BRT

陸前階上駅 - 最知駅 - 岩月駅

かつて存在した鉄道路線

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■気仙沼線

陸前階上駅 - 最知駅 - 松岩駅

脚注

(脚注に関する記述がないため、省略)

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

駅の情報（最知駅）：JR東日本

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