服部 整治
(はっとり せいじ)は、
1979年9月12日に
静岡県で生まれた日本の多才な表現者です。主にラジオDJや
俳優として知られていますが、現在は脚本家や演出家としても精力的に活動しています。血液型はB型。
彼は無類の
漫画好きとして知られており、かつて担当していたラジオ番組内では
漫画専門のコーナーを持つほどでした。趣味は
スノーボードとドラム、特技は空手(千秋会空手二段、
正道会館空手二級)です。普通自動車第一種免許や普通二輪免許も取得しています。食の好みでは、
ルッコラやモカコーヒーを好んでいます。
ラジオの世界では、FM-FUJIの看板ワイド番組「
RADIO-izm」で、
2002年1月から
2009年3月までの長きにわたりDJを務めました。当初は火曜日を担当していましたが、後に水曜日のパーソナリティとなり、リスナーからは「セイちゃん」の愛称で親しまれました。番組が4時間枠に拡大された後も、唯一のコーナーとして「
漫画道」を続け、毎週異なる
漫画作品を取り上げてリスナーからのメッセージを紹介するなど、
漫画への深い愛情を番組でも表現しました。
2009年3月25日の最終回では、7年3ヶ月にわたるリスナーへの感謝の思いが溢れ、感極まって涙ながらに別れを告げたことは多くのリスナーの記憶に残っています。
「
RADIO-izm」終了後、服部氏は同じFM-FUJIで深夜の新番組「MONSTER'S RADIO」(深夜0:00~1:00)を
2009年4月1日よりスタートさせました。2010年
3月16日には放送200回を迎えましたが、番組終盤で
3月31日をもって番組が終了することを発表しました。最終回では、以前と同様にリスナーへ感謝のメッセージを伝え、約1年間の活動に幕を下ろしました。
FM-FUJI以外にも、「FIGHT CLUB!」を担当したほか、
ライブドアねとらじでの「スパイラルチャリオッツレディオ」を経て、現在は
ツイキャスにて毎週水曜日に生動画配信(翌日YouTube配信)を行うなど、様々な媒体でラジオや配信活動を続けています。
俳優・脚本・演出家としての活躍
俳優としては、芸能事務所に籍を置きつつ、自身が主宰する演劇ユニット「SPIRAL CHARIOTS(スパイラルチャリオッツ)」を中心に舞台活動を展開しています。このユニットは服部氏にとって創作活動の重要な基盤となっており、脚本や演出も自ら手掛けています。
ユニットのメンバー構成は時期によって変動しており、設立当初のメンバーには中根大、宍戸友彦、海老根正人、山田将太、川畑信介(短期間)らがいました。2011年に宍戸友彦が脱退。2015年には遠藤巧磨が加わり、2019年
1月には井川勇樹が加入しましたが、同年12月には山田将太が脱退しています。2020年1
1月時点では、服部整治、中根大、遠藤巧磨、小松崎真広、花崎ちづ、井川勇樹の6名で活動しています。
SPIRAL CHARIOTSおよびそのスピンオフ公演(Spin off Chariots)では、服部氏が全作品の脚本・演出を担当しています。近年は他団体の作品にも脚本家や演出家として招聘されており、活動の幅を広げています。他団体での脚本・演出の際は、自身の出演は現在のところありません。
主な出演・脚本/演出作品
ラジオ
映画
テレビ
- - 運命の人(TBS)- 外務省局員役
- - ヘブンズフラワー - 研究員役
- - パパドル - 記者役
- - キイナ - リポーター役
- - ライオン丸G(テレビ東京)- ラルフ 役
- - サイコメトラーEIJI2(日本テレビ)
- - パセリ(UHFほか)ライブハウス「カブト」店長 役
- - 警視庁失踪人捜査課(2010年、ABC・テレビ朝日共同制作)
CM
- - NTT西日本『Bフレッツ』
- - P&Gボールド『雪山編』
- - ユーキャン『アリとキリギリスとファイナンシャルプランナー編』- 桐島ギリオ役
- - CX「アイアンシェフ」×「日立ベーカリーレンジヘルシーシェフ」インフォマーシャル
- - KDDI「Windows Phone WEB CM-どぅい〜んTVショッピング編-」
- - 「ビッグエコー」
- - バンダイナムコアソビジョン「ドキドキスネイク」
舞台
- - レンタヒーロー(2018年)- ラース 役
- - ゴールデンアックス(2018年)- デス・アダー 役
脚本・演出
- - SpiralChariots(11回公演まで)
- - Spin off Chariots(7回公演まで)
- - えりオフィスプロデュース公演「GANRYUJIMA」
- - フライドボール企画第1回公演「強盗銀行-GO TO BANK-」
- - 演劇集団Z団・キタムラ印のプロデュース公演「THE LIGHT」(脚本)
- - 劇団アボガドカフェ第2期全3作品
- - 劇団アボガドカフェ第3期2作品
受賞歴
2015年には第8回下北沢ルナティック演劇祭において、自身の作品で優勝すると同時に最優秀演出賞を受賞するなど、演出家としても高い評価を受けています。
その他の活動
多岐にわたる活動はラジオや舞台に留まらず、携帯着声サイト、雑誌、ゲーム『SIREN:New Translation』(犀賀省悟役)への出演、ジャンバリ.tv、YouTube(日本科学協会製作「Cubic Earth 〜もしも地球が立方体だったら〜」)、オンライン朗読劇など、様々なメディアやコンテンツに関わっています。