朝一眞

朝一眞（あさ かずま）

1982年2月6日生まれの朝一眞は、型枠大工として働く傍ら、人気テレビ番組『SASUKE』の選手として活躍しています。身長172cm、体重62kgと、アスリートとしては平均的な体格ですが、その内に秘めた情熱と、熱いキャラクターで多くのファンを魅了しています。

人物像

学生時代は野球に打ち込み、甲子園を目指すほどの熱血漢でした。その頃から培われた体力と精神力が、SASUKEでの挑戦を支えています。既婚者であり、2児の父親でもあります。SASUKEの舞台では、喜びや悔しさから人目を憚らず涙を流す姿が印象的で、その人間味溢れるキャラクターが多くの視聴者の共感を呼んでいます。

SASUKEでの戦歴

初出場から予選敗退の時期

SASUKEには第21回大会のトライアルで4位に入賞し、初出場を果たしました。しかし、1stステージのそり立つ壁でタイムアップとなり、初挑戦は苦い結果に終わりました。その後、予選落ちが続き、なかなか出場機会を得られませんでしたが、持ち前の諦めない精神で挑戦を続けました。

初の1stステージクリアと躍進

第27回大会で、6大会ぶりに予選を突破し、念願の出場を果たしました。そして、3度目の挑戦で、そり立つ壁を突破。続くスピンブリッジも難なくクリアし、初の1stステージクリアを達成。その喜びはひとしおで、インタビューでは「(SASUKEは)人生の目標やったんで」と涙ながらに語りました。その後の大会では、クリアしてもリタイアしても、感情をあらわにする姿が視聴者の心を打ちました。第28回から第31回までは4大会連続で3rdステージに進出するなど、着実に力をつけていきました。

クレイジークリフハンガーとの戦い

第28回から4大会連続で3rdステージに進出するも、いずれもクレイジークリフハンガーでリタイア。特に第31回大会では、飛び移り際に指が掛かったものの、右手が外れて落下。本人も「持った」と語るほど悔しい結果となりました。このクリフハンガーは、朝にとって大きな壁となりました。

怪我とブランク、そして復帰

足の怪我により第33回大会を最後に出場していません。しかし、第34回大会には緑山に駆けつけ、観客として番組を盛り上げました。

各大会詳細

第21回大会: 予選会4位通過で初出場。1stステージのそり立つ壁でタイムアップ。
第22回大会: 予選会の綱引きで敗退。敗者復活の800m走で復活枠に入ったが、続くクライムウォールで脱落。
第23回～第26回大会: 予選会が開催されず出場できず。
第27回大会: 予選を突破し、6大会ぶりに出場。初の1stステージクリアを達成。2ndステージではダブルサーモンラダーでリタイア。
第28回大会: 1stステージを難なく突破。2ndステージでは水泳エリアをニッカポッカで攻略。3rdステージでクレイジークリフハンガーに阻まれる。
第29回大会: 1stステージを最速タイムでクリア。3rdステージでクレイジークリフハンガーに届かずリタイア。
第30回大会: 1st・2ndステージを最速タイムでクリア。3rdステージでクレイジークリフハンガーでリタイア。
第31回大会: 1stステージを余裕をもってクリア。4大会連続の3rdステージ進出も、クレイジークリフハンガーでリタイア。
第32回大会: タイファイターで落水し、初出場以来の1stステージリタイア。
第33回大会: 2大会ぶりに1stステージをクリア。3rdステージのフライングバーで落下。

SASUKEにおける特徴

「気持ちや気持ち！」：挑戦時に自分を鼓舞するルーティンとして、この言葉を繰り返し発します。他選手の挑戦時にも、熱意溢れる声援を送ります。
ニッカボッカ:「目指すは完全制覇 サスケ夢舞台」という刺繍の入ったニッカボッカを着用。露出した上半身の背中には「SASUKE魂」とマジックで書きます。
熱い男泣き: クリアしてもリタイアしても、感情を露わにし、涙を流す姿が印象的です。
クレイジークリフハンガーとの因縁：4度挑戦し、全てリタイアという結果に終わっています。クリフハンガー系での4大会連続リタイアは、佐藤惇と並び、2人しかいません。

私生活

第30回大会前から交際していた恋人に、第31回大会の1stステージスタート前に公開プロポーズを行い、結婚。第32回大会の紹介VTRには、結婚式の様子が映し出されました。2人の娘にも恵まれています。

交友関係

又地諒: 肺気胸を患った又地を見舞い、激励。又地が同大会でFINALに進出した際には、号泣しながら労いました。
森本裕介: 同じ関西在住ということもあり、親交が深い。漆原裕治のYouTubeチャンネルにも共に出演しています。

その他

SASUKEへの情熱は人一倍で、その熱い挑戦は多くの視聴者に感動と勇気を与えています。第34回大会以降は出場していませんが、今後も彼の活躍から目が離せません。

もう一度検索