木原 実について
木原 実(きはら みのる、
1960年7月17日 - )は、日本の
気象予報士であり、
俳優や声優としても知られる多才な人物です。血液型はA型、身長は175cm。
東京都中野区を拠点に活動しており、一般財団法人防災教育推進協会の理事を務め、また自らの事務所である木原実事務所の代表も務めています。
来歴
木原実は
東京都大田区池上で生まれ、幼少期に
神奈川県藤沢市に転居しました。彼は幼い頃から
落語に親しみ、高校時代には
演劇活動に興味を持ちました。
神奈川県立厚木高等学校を卒業後、
1986年に
日本大学藝術学部
演劇学科を卒業し、芸能の道へ進むこととなります。最初は神谷明の事務所に所属し、声優やレポーターとして活動を開始しました。
1987年には、
加納幸和さんや
篠井英介さんと共に花組芝居を創設し、ザ・隅田川の舞台に出演しました。
1995年には
気象予報士試験に合格し、1997年にはパリで開催された気象サミットにも参加。この活動がきっかけとなり、
1998年に独立して木原実事務所を設立します。
2004年には
防災士の資格を取得し、
気象予報士としての活動のみならず、防災に関する啓蒙活動にも注力するようになりました。
また、声優の
TARAKOさんと共にユニット「WAKU」の講演にも参加し、
2005年には日本
防災士会の常任幹事に就任するなど、気象や防災に関する知識の普及にも貢献しています。2011年からは
内閣府が推進する「災害被害を軽減する国民運動
サポーター」としても活動しました。
頸椎損傷と復帰
2017年10月末、木原は転倒して
頸椎を損傷する大怪我を負いました。このニュースは多くのファンに衝撃を与えましたが、彼は手術を受けた後、
2018年3月に無事に退院し、同月26日に「news every.」に復帰しました。この復帰は、多くの視聴者に喜ばれました。
人物像
木原実の活動は主に
気象予報士としてのテレビ出演に集中していますが、
俳優やナレーターとしても幅広く活躍しています。特に日本テレビの番組に多く出演しており、夕方ニュースでは長年にわたり4番組をまたいで出演しています。彼は『
NNNニュースプラス1』では放送開始から終了まで出演し続けた唯一のキャスターであり、その後も『news every.』でメインキャスターを務めています。彼の後輩である
藤井貴彦アナウンサーとは高校の先輩後輩の関係です。
また、2020年には『
日テレ系お笑いの祭典 NETA FES JAPAN』で、
そらジローと共にお笑いコンビ・
COWCOWとコラボして話題になりました。
プライベート
木原には女優であり『
ZIP!』のリポーターやアイドルグループ「
吉本坂46」のメンバーでもある実娘がいます。彼女の名前は木原実優(きはら みゆ)で、1994年生まれです。
主な出演番組
ニュース・報道番組
情報・バラエティ番組
テレビドラマ
アニメ・吹き替え
書籍と活動
木原は気象や防災に関する書籍も監修しており、教育活動にも積極的です。彼の持つ知識は、これからも多くの人々に影響を与えていくことでしょう。