木村有里

木村有里のプロフィール

木村有里（きむら ゆり）は、1948年4月1日生まれの日本の女優および声優で、彼女の本名は木村春美です。神奈川県が出身地であり、夫は俳優・声優の安原義人という家庭に身を置いています。また、彼女は日舞や義太夫に秀でた特技も持っています。

入団の背景

彼女は4人姉妹の末っ子として育ち、子供の頃には児童劇団「東童」での活動を経験しています。東京都立志村高等学校を卒業後、彼女は東宝現代劇の10期生として舞台に立ち、その後女優の賀原夏子にスカウトされて劇団NLTに入団。劇団で培った演技力によって、舞台「毒薬と老嬢」や「女房という他人」といった作品に出演し、その実力を発揮しました。

舞台での活躍

木村は数多くの舞台での出演があり、特に以下のような作品での存在感が際立っています。

• - 「毒薬と老嬢」
• - 「クレオパトラ」
• - 「カラミティジェーン」
• - 「風と共に去りぬ」
• - 「グッドピープル」（2021年）

これらの作品において、彼女は常に様々な役に挑戦し、観客に深い印象を残しています。

テレビドラマと声優業

テレビドラマの分野でも彼女は数多くの役を演じており、特に1970年代から1980年代にかけて、様々な作品で活躍しています。代表的な出演作としては、『人造人間キカイダー』や『太陽にほえろ!』、さらには『仮面ライダーBLACK RX』などがあります。これらの作品では、彼女の演技力が高く評価され、多くの視聴者に親しまれました。

また、木村は声優としても幅広い活動を行っており、多くのアニメや映画の吹き替えを担当しました。代表的な吹き替え作品には、映画『アメリ』や『バービー』、アニメ『メリダとおそろしの森』や『TIGER＆BUNNY2』などがあります。アニメキャラクターの声を担当することで、幅広い世代のファンに支持されています。

終わりに

木村有里は、舞台、テレビドラマ、声優として多才なキャリアを築いてきた日本のエンターテイナーです。彼女の多面的な才能と演技力により、観客やファンの心に長く残る印象を与え続けています。特に舞台での存在感や、声優としての表現力は、その後の世代の女優たちにも影響を与えています。彼女のこれからの活動にも期待が寄せられています。

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