本田 保則の経歴と作品
本田保則は
1943年5月30日に
富山県で誕生し、
富山大学経済学部を卒業後、
演出家を目指して上京しました。俳優の島宇志夫が主宰する『劇団造形』に入団し、演出助手としての経験を積みました。1966年には
タツノコプロに入社し、その後独立。1974年9月には株式会社アーツ・プロを設立し、その後はフリーの
音響監督として活動しています。2014年には自身の判断でアーツ・プロを解散し、日本音声製作者連盟の名誉会員となりました。
彼の
音響監督としてのキャリアは、テレビアニメや劇場アニメ、OVA、ゲームなど、幅広いジャンルにわたります。特に、彼が携わった作品は、多くの名作アニメとして知られ、多様なジャンルにおいて高い評価を受けています。
代表的な参加作品
本田は多数のアニメに
音響監督として参加しています。彼の参加作品の中から、一部を以下に紹介します。
テレビアニメ
劇場アニメ
- - 1979年: 『海のトリトン 劇場版』
- - 1980年: 『ヤマトよ永遠に(音響制作)』
- - 1995年: 『獣兵衛忍風帖』
- - 2010年: 『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド(アフレコ演出)』
OVA
- - 1985年: 『戦え!!イクサー1』
- - 1987年: 『ドリームハンター麗夢III 夢隠 首なし武者伝説(音響ディレクター)』
ゲーム
- - 2000年: 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(音響)』
- - 2005年: 『宇宙戦艦ヤマト イスカンダルへの追憶(音響担当)』
吹き替え
- - サイレンサー/殺人部隊: 水曜ロードショーでの吹き替え
彼の業績は、音響制作における重要な役割を果たし、多くのファンに愛される作品づくりに貢献してきました。
まとめ
本田保則は日本の
アニメーション業界において、
音響監督としての豊富な経験と卓越したスキルを持つ人物です。彼の関わった作品は、視聴者に強い印象を与え続けており、その影響力は計り知れません。今後も彼の活躍が期待されます。