札幌映像プロダクション

株式会社札幌映像プロダクションは、北海道札幌市に拠点を置く映像制作会社です。1975年、札幌テレビ放送（STV）の子会社として、先住民族アイヌの伝統文化を映像で記録することを目的に設立されました。設立当初の目的から事業を拡大し、現在では、放送番組の制作、中継、放送局へのスタッフ派遣など、映像に関するあらゆる業務を自社内で一貫して行う総合制作プロダクションへと発展を遂げています。

幅広い事業展開

札幌映像プロダクションは、企画立案から制作、販売に至るまで、映像制作の全工程を自社のスタッフと機材で完結できる体制を整えています。これにより、多様なニーズに対応した高品質な映像制作を可能としています。また、親会社であるSTVへの人材派遣も重要な業務の一つであり、ディレクター、記者、カメラマン、技術スタッフ、エディターなど、様々な職種のプロフェッショナルを派遣しています。さらに、系列局にとどまらず、他系列局への制作協力も積極的に行い、幅広いネットワークを構築しています。

最新技術の導入

同社は、最新の映像技術を積極的に導入しており、自社で中継車を所有しているほか、4Kカメラ（SONY PMW-F55を2式）や4K編集機といった最新機材を積極的に導入し、高画質な映像制作を実現しています。

アナウンサーの所属

2012年7月1日、札幌テレビが完全出資する番組制作子会社であったオフィス・サッポロを吸収合併しました。これにより、STVに契約アナウンサーを派遣していた同社のアナウンサーを受け入れ、自社のアナウンサー部門を立ち上げました。

現在の所属アナウンサー

現在、札幌映像プロダクションに所属しているアナウンサーは以下の通りです。これらのアナウンサーは、ほぼSTV専属契約の形で活動しています。

和久井薫：元STVアナウンサー。定年退職後、STV嘱託を経て当社所属。
明石英一郎：元STVアナウンサー、スポーツ局長などを経て2020年7月より当社専務取締役。2020年9月のSTV定年退職まではSTVから当社への出向扱い。
奈良愛美：オフィス・サッポロとの合併時に同社より転籍。
川嶋留美：オフィス・サッポロとの合併時に同社より転籍。

過去の所属アナウンサー

過去には、以下のアナウンサーが所属していました。

三好りさ：STVスポーツ情報部出向を最後に2014年12月退職。
巻山晃：2003年、STV定年退職後より所属。2016年3月引退。

札幌映像プロダクションは、長年にわたる映像制作の経験と、最新技術を駆使した高品質な映像制作で、北海道の映像業界を支える重要な企業です。

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