村川大介

村川大介

村川大介（むらかわ だいすけ、1990年12月14日 - ）は、関西棋院に所属する囲碁棋士。
兵庫県西宮市出身で、森山直棋九段門下。

棋士としての歩み

5歳で囲碁を始めた村川は、小学校で碁会所に通い実力を磨きました。1999年には少年少女囲碁大会に出場。2002年、小学6年生の時に11歳10ヶ月でプロ入りを果たし、当時の関西棋院最年少記録を更新しました。

2014年には十段位、2016年には王座位を獲得。井山裕太から七大タイトルを奪取した初の年下棋士として注目を集めました。また、平成生まれ初の七大タイトルホルダーとしてもその名を刻んでいます。

実績

村川九段はこれまでに数々のタイトルを獲得しています。

十段：1期（2019年）
王座：1期（2014年）
阿含・桐山杯：1期（2013年）
関西棋院第一位：1期（2010年）
新人王：1期（2011年）
産経プロアマトーナメント戦：4回（2011年、2012年、2014年、2018年）

非公式戦においても、おかげ杯、中野杯U20選手権、関西囲碁オープンなどで優勝。
ペア碁選手権戦でも2度の優勝を果たしています。

棋聖戦リーグでは通算8期、名人戦リーグでも通算9期在籍するなど、常にトップ棋士として活躍しています。

棋風と人物

力碁を身上とし、積極的な攻めが特徴。趣味は将棋、プロ野球観戦、ゴルフと多岐にわたります。熱狂的な阪神タイガースファンとしても知られています。

2017年に結婚。夫人はアマチュア初段の実力者です。

井山裕太とは幼少の頃から親交があり、互いに切磋琢磨し合うライバルとして、数々のタイトル戦で激戦を繰り広げています。

エピソード

東京オリンピックの聖火リレーに囲碁界代表として参加。囲碁界の発展に貢献しています。

昇段履歴

2002年：初段
2004年：二段
2005年：三段
2007年：四段
2008年：五段
2010年：七段
2014年：八段
2019年：九段

今後の活躍

数々のタイトルを獲得し、常にトップレベルで活躍を続ける村川大介九段。その力強い棋風と勝負にかける情熱で、今後の囲碁界を更なる高みへと導くことが期待されています。

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