東京都第21区
東京都第21区について
東京都第21区（とうきょうとだい21く）は、衆議院議員総選挙で使用される選挙区であり、1994年に公職選挙法が改正された際に設立されました。選挙区は国の政策や人口動態に応じて何度も変更されており、28年にわたる歴史があります。
現在の区域
2022年の公職選挙法改正後、東京都第21区の区域は以下の通りとなっています。八王子市の一部が新たにこの区に含まれた一方で、国立市は19区へ、稲城市と多摩市は30区に移されました。
現在の選挙区内の地域
- 下柚木、下柚木2・3丁目、上柚木、上柚木2・3丁目、中山（一部の地番を除く）、越野、南陽台1〜3丁目、堀之内、堀之内2・3丁目、東中野、大塚、鹿島、松が谷、鑓水（特定の地番を除く）、南大沢1〜5丁目、松木、別所1・2丁目
過去の区域変更
2017年から2022年までの区域
この期間には昭島市が25区に、国立市や多摩市の一部が他の区に移動しました。
1994年から2017年までの区域
この期間では立川市、昭島市、日野市が含まれていました。
選挙の歴史
都第21区の過去2回の総選挙では、民主党の山本譲司が選挙区で続けて勝利したものの、2000年に秘書給与詐欺の疑惑で逮捕され、議員を辞職しました。この補欠選挙で無所属の川田悦子が当選しましたが、その後の選挙では民主党から長島昭久が当選し、2005年には自民党の小川友一が初めて議席を獲得しました。
2009年の選挙では長島が小川に勝利し、選挙区の勢力に変化が生じました。2012年には自民党の小田原潔との対決を経て、長島が勝利しましたが、2014年の選挙では小田原が長島に僅差で勝利しました。得票率が接近したことから、開票速報で誤報も生じるほど激しい戦いとなりました。
2017年の選挙では再度ターンオーバーがあり、長島が議席を奪還しました。2021年の選挙では、自民党に所属した長島が東京18区に移り、接戦の末、小田原が勝利を収めました。
選出議員と選挙結果
当選者や選挙結果は年代ごとにさまざまです。直近の2021年の選挙では、有権者数が43万8466人で、投票率は57.72%でした。選挙結果からは、当時の政治状況や有権者の意識の変化が反映されています。
今後も東京都第21区の選挙は、地域の変化や政治的な動きに合わせて変わっていくことでしょう。
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