東京都道247号府中小金井線

東京都道247号府中小金井線は、府中市を起点とし、小金井市に至る全長765mの一般都道です。この路線は、都市計画道路としても位置づけられており、府中都市計画道路3.4.16号府中東小金井線、小金井3.4.11として計画されています。道路の総面積は13,831平方メートルです。

現在、供用されている区間は、東町4丁目西交差点から関野橋交差点までの部分に限られています。小金井市内では、この路線は「東大通り」の通称で広く知られています。一方、府中市内には、都道として認定されていないものの、この路線の経路となる道路が「あんず通り」として整備されています。これは、国道20号（甲州街道）から東京都道110号府中三鷹線（人見街道）までの区間で、府中市によって都市計画道路として整備されたものです。

未開通区間については、府中市が2015年度までの完成を目指して整備を進めていた区間があり、紅葉丘二丁目10番地先から多磨町二丁目7番地先まで約750mの区間が事業認可されています。しかし、これらの区間はまだ都道としては認定されていません。

この道路は、住宅地内を南北に縦断しており、比較的平坦な地形が特徴です。小金井市の小金井三小角交差点から終点方向へはわずかな下り坂があり、終点の関野橋手前では緩やかな上り坂となっています。カーブはほとんどなく、直線的な道路です。

通過する自治体は東京都の府中市と小金井市です。主要な交差点としては、起点付近の国道20号（甲州街道）、都道未認定区間内にある東京都道110号府中三鷹線（人見街道）、都道認定区間の始まりである東京都道134号恋ヶ窪新田三鷹線（連雀通り）、そして終点である東京都道7号杉並あきる野線（五日市街道）があります。

沿線には、武蔵野公園、東京農工大学、栗山公園、東小金井駅、小金井市立小金井第三小学校、武蔵野東学園武蔵野東中学校、小金井市立緑中学校、法政大学小金井キャンパスなどの施設があります。また、玉川上水や小金井公園も近くに位置しています。

過去には、東町踏切（中央本線）がありましたが、連続立体化事業により廃止されました。また、玉川上水を渡る関野橋がこの路線上に存在します。

この都道は、地域の生活道路として重要な役割を果たしており、沿線住民の移動手段として利用されています。また、周辺施設へのアクセスも向上させています。

関連事項として、東京都の都道一覧にこの路線が登録されています。なお、整理コード3603の特例都道「二四七号線」は、千代田区内を通る別の路線です。

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