東京都道47号八王子町田線

東京都道47号八王子町田線

東京都道47号八王子町田線は、東京都八王子市から町田市に至る、全長約27.6kmの主要地方道です。通称「町田街道」として広く知られ、地域住民の生活に欠かせない道路となっています。一部区間では「マチカイ」という愛称でも呼ばれています。

概要

この道路は、そのほとんどが東京湾と相模湾の分水界に沿って走っています。また、町田市相原町付近から町田駅周辺にかけては、かつて絹の道（浜街道）として利用されていた道筋とほぼ一致しています。ただし、小田急線町田駅前の玉川学園前8号踏切付近から都道51号線との交差点までの区間は、現在では町田市に移管され、市道として管理されています。

路線データ

• - 起点：東京都八王子市東浅川町（町田街道入口交差点、国道20号交点）
• - 終点：東京都町田市原町田（三塚交差点）
• - 延長：27,599m（実延長、2016年4月1日現在）
• - 面積：444,777m2
• - 新道区間：町田市旭町、滝の沢交差点 - 町田市原町田、三塚交差点
• - 都市計画路線：八王子3.4.63号線、町田3.4.46号線、町田3.3.36号線、町田3.4.38号線

歴史

• - 1982年4月1日：建設省（現・国土交通省）が主要地方道八王子町田線を指定。路線整理番号が21から47へ変更。
• - 1983年3月31日：東京都が主要都道47号八王子町田線を認定。

路線状況

通称

• - 町田街道：八王子市東浅川町（町田街道入口交差点）から町田市原町田2丁目（三塚交差点）までの区間。

- 八王子市高尾駅付近の国道20号から町田駅付近を経て、国道246号に至る道路の通称としても使われます。
- 基本は片側1車線ですが、館町交差点から館町清掃工場入口までは片側2車線となります。
- 館町では旧道区間が並行して存在しましたが、2022年3月31日付で廃止され、八王子市に移管されました。

• - 絹の道栄通り：町田市森野2丁目（森野交差点）から同市森野1丁目（玉川学園前8号踏切）までの区間。

- 町田市中心部の旧町田街道の愛称で、栄通り商店街として賑わっています。
- バス路線が多く、各種商店や行政施設が立ち並び、「ザ・フェスタ栄通り」などのイベントも開催されます。

• - 新町田街道：町田市常盤町（常盤駐在所北）から町田市旭町（町田市民病院）までの区間。

- 町田都市計画道路3・3・36号相原鶴間線の一部。
- 常盤駐在所から町田市民病院付近までが開通済みで、他の区間も事業化が進められています。

道路施設

橋梁

湯島橋、白田橋、中央橋、忠生公園大橋、本町田西陸橋、旭町大橋、旭町三丁目陸橋、滝本橋、中央橋、高ヶ坂橋

トンネル

山崎団地トンネル（延長43.6m）

地理

通過する自治体

• - 東京都

- 八王子市
- 町田市

交差する道路

現道区間

滝の沢〜三塚の町田市中心街区間は旧道にあたります。

新道区間

町田市常盤町～町田市旭町(新町田街道)と町田市旭町～町田市原町田(五間道路)があります。

旧道区間

本線の町田方面から国道16号（東京環状）八王子方面へ進む際、相原交差点での右折が禁止されているため、この旧道を経由する必要があります。

重複区間

• - 東京都道56号目黒町町田線（東京都町田市）都道140号線交点 - 三塚交差点（旧道経由）

解消された重複区間

• - 東京都道56号目黒町町田線（東京都町田市）原町田中央通り交差点 - 都道140号線交点
• - 東京都道3号世田谷町田線（東京都町田市）原町田中央通り交差点 - 三塚交差点
• - 東京都道171号相原停車場線（東京都町田市）相原駅入口交差点 - 相原交差点

沿線の施設

• - JR中央本線・京王高尾線 高尾駅
• - 東京医科大学八王子医療センター
• - 拓殖大学八王子国際キャンパス
• - 穎明館中学校・高等学校
• - 八王子市館清掃事業所
• - 上相原病院
• - 法政大学多摩キャンパス
• - JR横浜線 相原駅
• - 町田消防署西町田出張所
• - 町田西郵便局
• - 常盤病院
• - 桜美林学園 桜美林中学校・桜美林高等学校・桜美林大学
• - 町田病院
• - 町田市民病院
• - 町田簡易裁判所
• - JR横浜線・小田急小田原線 町田駅

ギャラリー

(画像は省略)

脚注

出典

(出典は省略)

注釈

(注釈は省略)

関連項目

• - 東京都の都道一覧

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