東北管区警察学校

東北管区警察学校

東北管区警察学校は、東北管区警察局に属する教育機関です。主に、東北管区内の警察職員や上級警察官の育成、専門的な実務に関する教育、研究、調査を担っています。

所在地

〒985-0834 宮城県多賀城市丸山1-1-1

地理的には、多賀城市の北部に位置し、多賀城駐屯地に隣接しています。この場所は、第二次世界大戦終戦までは「多賀城海軍工廠」として利用され、戦後は進駐軍の駐屯地「キャンプ・ローパー」の一部となりました。歴史的な背景を持つ土地に、現在の東北管区警察学校が置かれています。

沿革

東北管区警察学校の歴史は、1947年（昭和22年）の旧警察法施行に遡ります。当時は国家地方警察・仙台警察管区が、歩兵第4連隊の跡地（現在の仙台市宮城野区・榴岡公園）に「仙台管区警察学校」を設置しました。この場所は、占領期には進駐軍の駐屯地「キャンプ・ファウラー」となっていました。

1954年（昭和29年）の警察法改正により、「東北管区警察学校」と名称を改めました。その後、1975年（昭和50年）3月に現在の多賀城市丸山に移転し、現在に至ります。

組織

学校は以下の組織で構成されています。

庶務部
庶務課
会計課
教務部
教務科
生活安全刑事教官室
交通警備教官室
指導部
学生科
警務術科教官室

これらの組織が連携し、教育・訓練、学生の生活指導、学校運営など、多岐にわたる業務を行っています。

教養課程

東北管区警察学校では、様々な教養課程が提供されています。

警部補任用科
巡査部長任用科
係長任用科
主任任用科

これらの課程は、警察官の階級や職務に応じて、必要な知識や技能を習得させることを目的としています。

専科

* 東北管区機動隊

学校長

学校長は、学校の運営全般を統括する責任者です。2011年8月には推薦者が学校長に就任しており、階級は警視長です。

外部リンク

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