東北電力本店ビル

東北電力本店ビルについて



東北電力本店ビルは、宮城県仙台市青葉区本町に位置する東北電力の本店ビルであり、その愛称は「エナジースクエア」です。仙台市都心部の主要道路である花京院通(国道45号)に面してそびえ立ち、仙台市内でも有数の超高層ビルとしてその存在感を示しています。

概要


東北電力の本店機能は、以前は青葉区一番町の電力ビルにありましたが、仙台白百合学園中学校・高等学校の旧校地を取得し、新たにこのビルが建設されました。2002年5月9日に本店が移転し、現在に至ります。敷地面積17,890㎡のうち、4,218㎡に鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)で建設され、地上28階、地下2階の構造を持っています。ビルの高さは、アンテナ部分を含めると148.05m、建築物としての高さは125.25mです。このビルは、仙台市内では3番目に高い建物ですが、最高部においてはSS30に次いで2番目に高い建造物となっています。

ビルの機能


ビル内には、東北電力の本店機能の大部分が収容されており、関連企業であるエルタス東北なども入居しています。16階にはラウンジが設けられており、昼食時には多くの社員で賑わいます。セキュリティが厳重で、一般の立ち入りは原則として許可されておらず、入館時には警備員に従業員証の提示が求められます。また、地下には高圧変電所(中仙台変電所)が設置されており、仙台市中心部への電力供給を担う重要な役割を果たしています。

ビルの所有と管理


このビルの所有者は、電力ビルと同様に東北電力の関連会社であり、不動産事業を手がける東日本興業です。

周辺環境


ビルの西側にある不動前丁は、花京院通から銀杏坂や東五番丁への抜け道として利用されることが多く、タクシーなどが頻繁に通行するため、しばしば交通渋滞が発生します。

周辺施設



アクセス



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