東四十条駅

東四十条駅 (とうしじゅうじょうえき)

東四十条駅は、中華人民共和国北京市東城区に位置する北京地下鉄の駅です。2号線と3号線が乗り入れています。駅番号は2号線が「213」です。

歴史

1984年9月20日：2号線が開業。
2023年11月25日：駅改造工事のため、一時閉鎖。
2024年2月28日：営業再開。
2024年12月15日：3号線が開業。

駅構造

島式ホーム1面2線の地下駅です。安全対策として、ホームには可動式ホーム柵が設置されています。ホーム壁面にはスポーツをテーマにした絵画が飾られており、外回りには《华夏雄风》、内回りには《走向世界》という題名が付けられています。出口はA～Dの4箇所です。

のりば案内はありません。

未使用ホーム (3号線のロビー)

2号線ホームの下層には、かつて3号線用として建設されたホームがあります。このホームは東四十条駅の建設時に完成しましたが、3号線の建設計画変更により使用されず、長らく閉鎖されていました。2号線ホームから未使用ホームへの入口には簡単な柵があるのみで、警備員も配置されていなかったため、利用客が興味本位で立ち入ることもありました。未使用ホームは非常に広く、1980年代には東四十条駅が北京十大建築の一つに数えられたほどでした。

未使用ホームは、城市軌道交通列車車型のBタイプ6両編成が停車できる前提で設計されました。しかし、2016年に3号線建設が再開された際、Aタイプ8両編成の車両を導入することが決定したため、ホームの規格と合わなくなりました。そのため、未使用ホームはコンコースとして改装され、3号線のホームは別に新しく建設されることになりました。

利用状況

近隣に北京工人体育場があるため、北京中赫国安足球倶楽部の試合開催時には、駅の利用客数がピークを迎えます。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

保利大厦
新保利大厦
保利刷院
万泰北海大厦
港澳中心
新中大厦
中国中医科学院
東直門病院
中国交通報社
東城区少年宮
中国青年報社
中華人民共和国文化部
中華人民共和国外交部
北京工人体育場
北京工人体育館
北京市第五十五中学
北京市第六十一中学
北京市第八十五中学
北京市第一六三中学

隣の駅

北京地下鉄

2号線：朝陽門駅 (212) - 東四十条駅 (213) - 東直門駅 (214)
3号線：東四十条駅 - 工人体育場駅

外部リンク

北京地下鉄2号線 東四十条駅 (中国語)

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