東大入口駅

東大入口駅の概要

東大入口駅（トンデイックえき）は、ソウル特別市中区の奨忠洞2街に位置する、ソウル交通公社の3号線の駅です。駅番号は332であり、特に東国大学校が近いためその名が付けられています。また、ソウル交通公社と新羅免税店との命名権契約により、「新羅免税店」の副駅名も持っています。

駅の歴史

この駅は1985年10月18日に、ソウル特別市地下鉄公社の3号線の一部として開業しました。開業当初、駅名は「奨忠壇駅」という仮称でしたが、後に現在の名前に変更されました。2005年には、ソウル特別市地下鉄公社がソウルメトロに名称を変更。その後、2017年にはソウルメトロとソウル特別市都市鉄道公社が統合され、現在のソウル交通公社の一部として運営されています。

駅の構造

東大入口駅は地下構造を持つ駅で、ホーム階は地下3階にあり、1面2線の島式ホームがあります。安全対策としてフルスクリーンタイプのホームドアシステムが導入されており、利用者の安全が考慮されています。また、改札は地下2階にあり、西側（忠武路寄り）および東側（薬水寄り）の2つの改札口が設けられています。特に西側の改札口にはホームへ直接アクセスできるエレベーターが設置されています。トイレは西側の改札内にあり、利用者には便利な設備が整っています。

駅の出口は1番から6番までの6ヶ所があり、各方面へのアクセスが可能ですが、案内上ののりば番号は設定されていません。

利用状況

近年の利用状況は良好で、一日平均利用者数は堅調に推移しています。現在も多くの乗客が日常的に利用しており、ソウル市内の交通の利便性を高めています。

駅周辺の施設

東大入口駅の周辺には、さまざまな施設があります。最寄りの東国大学校は、多くの学生が通う学府であり、その近隣には高級ホテルとして知られるソウル新羅ホテルや新羅免税店があります。また、アンバサダーソウル - プルマンホテル、京東教会、奨忠体育館、奨忠壇公園など、地域の人々にとっても便利な施設が集まっています。さらに、駐韓ケニア名誉総領事館や国立劇場なども近くにあり、多様な文化体験が可能です。常緑大学や在大韓民国トルコ大使館もこのエリアに存在しており、国際的な交流の場ともなっています。

他の駅との接続

東大入口駅は、隣に位置する忠武路駅（331）および薬水駅（333）と接続しており、ソウル交通公社の3号線の重要な経路の一部を形成しています。これにより、市内各地へのアクセスが非常に便利です。

東大入口駅は、学問と商業、文化が融合する地点として、訪れる人々にとって欠かせない交通拠点となっています。

もう一度検索