東市来町養母

東市来町養母（ひがしいちきちょうようぼ）

概要

東市来町養母は、鹿児島県日置市に位置する地域です。旧市来郷に属し、大里川、八房川、江口川といった河川が流れ、その流域には水田が広がっています。中央部を県道304号線が南北に走り、県道305号線、308号線、309号線が東西に走る交通の要所でもあります。また、上市来中学校、上市来小学校などの教育施設も所在しています。

地理

位置

日置市の北西部に位置し、薩摩川内市、伊集院町、鹿児島市、いちき串木野市と隣接しています。大里川が地域の中央を流れ、八房川と江口川がそれぞれ北部と南部を流れています。

河川

大里川
八房川
江口川

これらの河川は地域を潤し、水田を形成しています。

道路

鹿児島県道304号仙名伊集院線
鹿児島県道305号養母長里線
鹿児島県道308号郷戸市来線
鹿児島県道309号山田湯之元停車場線
日置広域農道

これらの道路が、地域内外を結ぶ重要な役割を担っています。

歴史

中世

養母という地名は戦国時代から確認されており、薩摩国市来院の名田でした。天正8年の記録にもその名が見られます。

近世

江戸時代には市来郷に属し、村高は1,900石以上でした。慶長3年には、陶工が移住し、一部が苗代川村として分村しました。この苗代川村は伊集院郷に属しました。

近代

1889年の町村制施行により、東市来村の大字「養母」となりました。1937年には東市来町の大字となり、1998年には一部区域が伊集院町に編入、また一部が上神殿となりました。2005年の市町村合併により、日置市の一部となり、「東市来町養母」と改称されました。

人口

1995年以降、国勢調査による人口の推移があります。

施設

公共

高山地区公民館（高山小学校跡地）

教育

日置市立上市来中学校
日置市立上市来小学校

郵便局

上市来郵便局

学区

市立小・中学校に通う場合の学区は以下の通りです。

交通

道路

鹿児島県道304号仙名伊集院線
鹿児島県道305号養母長里線
鹿児島県道308号郷戸市来線
鹿児島県道309号山田湯之元停車場線
日置広域農道

関連項目

養母 (曖昧さ回避ページ)

その他

東市来町養母は、歴史と自然が調和した地域であり、教育施設も充実しています。地域を流れる河川が豊かな水資源をもたらし、農業も盛んです。また、主要な道路が整備されており、交通の便も良いと言えます。

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