東新庄駅について
東新庄駅(ひがししんじょうえき)は、
富山県富山市新庄町一丁目に位置する
富山地方鉄道本線の駅であり、駅番号はT04です。地域の交通機関として重要な役割を果たしています。
駅の歴史
東新庄駅は
1931年、富山電気鉄道の路線開通に伴い設立されました。最初の開業日は
8月15日で、当初は富山田地方駅から上市口駅(現在の
上市駅)に至る区間での利用が開始されました。
1943年には、
富山県の交通大統合により、
富山地方鉄道が設立され、同社の本線の駅として位置づけられました。
2020年には、大きな出来事が発生しました。
7月26日、上市発の電車が東新庄駅から約80mの地点で脱線する事故が発生しました。この事故は多くの人々に衝撃を与えましたが、駅自体は安全な運行を継続しています。
駅の構造
東新庄駅は相対式ホームを2面、2線を有する
地上駅です。利用者の利便性を考慮し、ICカード(ecomyca)専用の改札機も設置されています。これにより、スムーズな乗車が可能となっています。利用者は、電車の運行に合わせて、快適に移動することができるでしょう。
利用状況
「
富山市統計書」によると、2019年度の1日平均乗車人員は463人に達しています。近年の利用状況は安定しており、地域住民や通勤客に利用されています。東新庄駅を利用する人々にとって、生活の一部として欠かせない存在となっています。
駅周辺の施設
北側
- - 新庄地区センター
- - 富山市立新庄小学校
- - 新川神社
- - 薬種商の館 金岡邸
- - 富山問屋センター
北側には、地域のコミュニティの中心となる施設が多く存在しています。特に新庄地区センターは、様々なイベントや活動の拠点として利用されています。また、教育機関として
富山市立新庄小学校も近隣にあり、子どもたちの学びの場となっています。
南側
南側には、保育所や中学校など、教育機関が充実しています。地域の子供たちにとって、安心して通える学びの場が整っています。また、郵便局や銀行も近くにあるため、生活に必要なサービスも揃っています。
隣の駅
東新庄駅の隣には、新庄田中駅(T03)と越中荏原駅(T05)が位置しています。特急や快速急行は通過しますが、急行や普通車両が運行しています。これにより、他の地域とのアクセスも良好です。
まとめ
東新庄駅は、
富山県富山市の重要な交通拠点として多くの人々に利用されています。歴史ある駅の背景、周辺の生活環境、地域へのインフラとしての役割が一体となって、地元住民に愛される存在であり続けています。