東林間駅

東林間駅の概要



東林間駅(ひがしりんかんえき)は、神奈川県相模原市南区上鶴間七丁目に位置し、小田急電鉄江ノ島線の駅で、駅番号はOE 01です。相模原市の最東部にあるこの駅は、地域の交通の要所となっています。

歴史



年表のまとめ


  • - 1929年昭和4年)4月1日:東林間都市駅として開設。当初は直通列車の停車駅でした。
  • - 1941年昭和16年)10月15日:駅名を東林間駅に改称。
  • - 1945年昭和20年)4月:一時的に営業休止。
  • - 1949年昭和24年)4月1日:営業を再開。
  • - 1982年(昭和57年)8月27日:新たに橋上駅舎と東西自由通路が完成し、利用が開始されました。
  • - 2012年(平成24年)8月:行先案内表示器が設置され、利用が開始されました。

駅名の由来


「東林間」という名前は、計画段階での「林間都市計画」に由来します。この駅は、南北方向に伸びる小田急江ノ島線に沿って位置し、地域の中心よりも東京(新宿)寄りにあるためこの名がつけられました。元々は「中和田駅」とされる予定でしたが、駅名変更に至りました。

駅構造



東林間駅は、地上駅で相対式ホーム2面2線を有しており、橋上駅舎が設置されています。この利便性が、利用者にとって大きな魅力となっています。また、2012年には最新の行先案内表示器が導入され、旅客サービスの向上に寄与しています。

利用状況



2024年度の予測では、1日平均乗降人員は約20,438人となる見込みで、これは小田急線の全70駅中47位に相当します。近年では、利用者数が安定しており、周辺の発展とともに成長を続けています。

駅周辺の環境



駅周辺は落ち着いた雰囲気の住宅地が広がっており、住環境としても人気があります。以下に主な施設を挙げます:

周辺イベント



毎年8月の最初の週末には「東林間サマーわぁ!ニバル」と呼ばれる阿波踊り大会が開催され、多くの来場者で賑わいます。1992年に始まったこのイベントは、地域の活性化と交流の場として位置づけられており、参加者が路上で踊る姿は大変印象的です。

今後の展望



神奈川県の鉄道輸送力増強促進会議は、急行列車がラッシュ時に東林間駅に停車することを要望していますが、小田急電鉄は「急行の速達性を損なう」との理由で今のところ計画はないとのことです。今後の交通ネットワークの発展が期待されます。

東林間駅は、地域の交通の利便性と魅力を高め続ける、重要な駅であり続けるでしょう。

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