東栢山駅

東栢山駅の概要

東栢山駅（トンベクサンえき）は、大韓民国の江原特別自治道太白市黄蓮洞に位置する韓国鉄道公社（KORAIL）の駅です。2012年6月27日にソラントンネルの開通に伴い、旧駅から約400メートル東に新たな駅舎が設けられ、桶里駅の代替として旅客業務が再開されました。この駅は、太白三角線の分岐点でもあり、東海方面から太白線へ直通する列車が運行している重要な地点です。

歴史

東栢山駅の前身は、1975年2月1日に開設された太白信号場です。その後、1984年12月1日に現在の駅名である東栢山駅に改称されました。1988年には通常の駅へと昇格し、貨物の取り扱いも開始されました。しかし、2007年6月1日からは旅客の取り扱いが一時停止となり、2009年10月31日には貨物の取り扱いも終了しました。約3年後の2012年に、ソラントンネルの開通に合わせて新駅舎に移転し、旅客および貨物の取り扱いが再開されることとなりました。

駅の構造

東栢山駅は、島式ホームを1面2線持つ地上駅です。ムグンファ号が停車するように、低床ホームとして整備されています。また、駅の道渓側にはソラントンネルの入口が存在しています。これにより、利用者にとってアクセスが便利な構造となっています。

駅名に関する問題

興味深い点として、東栢山駅は実際には栢山駅の東側ではなく北側に位置しています。このため、周辺住民からは駅名が地域名に合わないとの指摘が寄せられています。実際、黄蓮洞の住民はこの名称の変更を求めており、KORAILもこの要望に応じる意向を示していますが、2021年現在も駅名の変更は実施されていません。

おわりに

東栢山駅は、その歴史とともに変化を経てきた場所であり、地域にとって重要な交通のハブです。新駅舎の開設により利便性が向上し、これからも多くの利用者に利用されることが期待されています。今後の発展に注目が集まります。

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