東葉勝田台駅

東葉勝田台駅について

東葉勝田台駅（とうようかつただいえき）は、千葉県八千代市勝田台北三丁目に位置する東葉高速鉄道の終着駅です。駅の番号はTR09で、京成電鉄の勝田台駅との間に地下通路が設けられています。この駅の一部は隣接する佐倉市にまたがっており、地域間の移動に便利な拠点となっています。

駅のデザインと概観

この駅では、「商店街の賑わい」「緑の街」「花鳥風月」をテーマにしたデザインが施されています。特に、コンコースの壁には大きなウェーブが描かれ、柱の一部には緑が施されています。また、ホームの対向壁には花や鳥のモチーフがあしらわれています。開業当初は仮称として「勝田台」と呼ばれていましたが、1995年に現在の名称が決定され、1996年に正式に開業しました。

古くは京成電鉄の改札口と直接接続しており、独自の出入り口が設けられていました。地下通路が整備されたことで、これらの構造は変更され、現在のような形になりました。なお、京成線との接続は1997年に開始されており、駅の利用者にとって重要な接点となっています。

駅の歴史

• - 1995年（平成7年）8月17日：駅名が正式に決定されました。
• - 1996年（平成8年）4月27日：東葉高速線が開業。
• - 1997年（平成9年）3月30日：京成本線勝田台駅と地下通路が接続する。
• - 2008年（平成20年）：PASMO・Suica専用の改札機が導入される。
• - 2022年（令和4年）4月15日：定期券売り場が営業を終了。
• - 2024年（令和6年）6月28日：南口へのエレベーターとエスカレーターが完成予定。

駅構造

東葉勝田台駅は島式ホームを持つ地下駅で、1面2線が配置されています。駅の改札口は南北に2箇所あり、特に南改札口は利用者が多く混雑する傾向があります。南改札口ではICカード専用の改札機が設置されており、スムーズな通行を実現していますが、北改札口には一部旧式の改札機も残されています。

バリアフリー化の取り組みとして、エスカレーターやエレベーターが設置され、利用者の利便性が向上しています。駅構内には東洋バスの案内所や、いくつかの商業施設も存在し、利便性が高いエリアとなっています。

駅周辺の環境

八千代市と佐倉市の市境が近く、周辺には多様な施設が揃っています。京成電鉄の勝田台駅も設けられており、交通の利便性が高いです。駅周辺には、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、さらには公園や学校なども点在し、住みやすい環境が整っています。

また、駅から約1キロメートルの範囲内には、村上駅や多くの商業施設が立ち並んでいます。地域住民が日常的に利用するバス路線も充実しており、公共交通機関の便が良いのが特徴です。

利用状況

2020年度のデータでは、東葉勝田台駅の一日平均乗車人員は約13,242人とされています。地元住民や通勤者にとって、重要な交通の要所として機能しています。駅周辺は今後もさらなる発展が期待されており、利用者にとってますます利便性が高まることでしょう。

このように、東葉勝田台駅は地域のシンボル的存在として、今後も多くの人々の生活を支える大切な交通拠点であり続けることが期待されています。

もう一度検索