松井みどりのプロフィールと経歴
松井みどり(まつい みどり)は、
1967年6月25日に
新潟県新潟市で生まれたナレーターおよび
フリーアナウンサーです。彼女は現在、株式会社
シグマ・セブンに所属し、テレビやラジオで幅広い活動を行っています。松井は
新潟県立新潟高等学校を卒業後、
横浜市立大学に進学。大学を卒業した
1990年にフジテレビに入社し、アナウンサーとしてのキャリアをスタートさせました。
フジテレビでの活動
松井はフジテレビ入社後、「
FNN朝駆け第一報!」のお天気コーナーでデビューしました。その後は「おめざめ天気予報」や「あなたの東京」など様々な番組を担当し、特に「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします。」というアナウンスは、彼女が在職中に多くの番組で使われ、視聴者に親しまれました。2008年に退社するまで、多くの伝説的な番組に出演し、さまざまな役割を果たしました。
また、松井は同社で唯一の女性
スポーツ専門アナウンサーとして、
プロ野球のナイター中継やゴルフ中継でも活躍しました。彼女は、フジテレビの女性アナウンサーとして初めて
プロ野球中継の実況を担当し、
2002年に
スポーツ局へ異動し
スポーツ記者としても力を発揮しました。
2005年7月からは「
プロ野球ニュース」内で
ナレーションを担当し、その後も多くの
スポーツイベントを取材しました。
2006年にフジテレビを退職した松井は、
2007年から
フリーアナウンサーとして活動を開始しました。新たな事務所である
シグマ・セブンに移籍し、これまでの経験を活かして多様なメディアで活動を続けています。結婚については、2011年6月に一般男性との結婚を公表しました。
プライベートエピソード
松井のキャリアの中には、興味深いエピソードがたくさんあります。新人時代には、TBSの「
クイズダービー」に同僚の
吉田伸男と出場した経験を持ちます。また、彼女はフジテレビのアナウンス部では同期入社の仲間と共に成長し、その中には
長坂哲夫や
大坪千夏がいます。さらには、日本テレビの
河村亮と
フリーアナウンサーの
伊藤聡子とも中学・高校の先輩後輩関係にあります。
特に印象的なエピソードは、彼女が「
プロ野球ニュース」で共演したパンチョ伊東に「ボクの娘」と可愛がられていたこと。そして、その伊東が逝去した際の追悼番組で
ナレーションを務めた構想は特別なものとなりました。
インタビューとその後の活動
2011年9月には、週刊アサヒ芸能のインタビューに応じており、フジテレビ時代の思い出を振り返りました。アナウンサー時代に
コンタクトレンズを忘れて眼鏡で登場したエピソードや、これまで白ワインしか飲まなかったのに赤ワインを楽しむようになった変化など、さまざまな思い出を語っています。
松井みどりは、テレビ局での豊富な経験を生かし、現在も多くの
報道、バラエティ番組に出演し、独自の魅力で視聴者に愛されています。彼女のキャリアや人間性は、ただのアナウンサーを超え、広く認知される存在となっています。