松屋うの

松屋うの：牛丼愛とプロレスに捧げた青春

松屋うの（まつや うの）は、かつてアイスリボンで活躍した元女子プロレスラーです。そのリングネームは、彼女の好物である牛丼と、アルバイト経験のある松屋に由来します。

プロレスラーになるまで

新潟県新潟市出身の松屋うのは、DDTプロレスリングのプロレス教室に通った後、アイスリボンのプロレスサークルに参加。「小日向あゆみ」のリングネームでサークルの興行に出場していました。練習生時代は「宇野（仮）」と呼ばれ、プロレスラーとしての基礎を築きました。

アイスリボンでの活躍

2016年6月25日、北沢タウンホール大会で星ハム子＆テキーラ沙弥戦でデビュー。パートナーは柊くるみが務めましたが、ハム子のダイビング・ボディプレスに敗れました。同年8月14日、両国KFCホール大会で同期のテキーラ沙弥とのシングルマッチでデビュー後初勝利を飾ります。

インターナショナルリボンタッグ王座やICE×∞王座にも挑戦しましたが、戴冠には至らず。しかし、2019年9月14日、横浜文化体育館大会でトライアングルリボン王座を黒潮"イケメン"二郎、安藤あいかとのタッグで獲得し、自身初のタイトルホルダーとなりました。

その後もトライアングルリボン王座を防衛しましたが、2021年3月27日には、再びトライアングルリボン王座を戴冠。しかし、同年5月3日の横浜リボンで王座を失い、同年6月27日の後楽園大会で引退しました。

プロレス以外の活動

松屋うのは、プロレスラーとして活動する傍ら、柔術にも取り組みました。2018年には、柔術の大会で女子白帯フェザー級2位、女子白帯無差別級1位の成績を収めるなど、その実力は確かです。

人柄

リングアナウンサーの千春によると、「松屋」は松浦亜弥の松浦と同じアクセント、「うの」は神田うののうのと同じアクセントとのことです。ここ一番の試合では、黒の柔術着で試合に臨むこともありました。

得意技

スクールボーイ
松屋スパーク
セイバーチョップ
123プレス
カツ丼
牛とじ
アンクルホールド
特盛クラッチ
スピア
腕ひしぎ十字固め
松屋スペシャル
獅子舞落とし

タイトル歴

第33代トライアングルリボン王座
第39代トライアングルリボン王座

最後に

松屋うのは、短いプロレスラー生活の中で、多くのファンに感動と笑顔を届けました。引退後も、その活躍は多くの人々の記憶に残ることでしょう。

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