松阪市立漕代小学校

松阪市立漕代小学校

概要

松阪市立漕代小学校（まつさかしりつ こいしろしょうがっこう）は、三重県松阪市にある市立の小学校です。2016年5月時点で、同校には7学級に85人の児童が通い、教職員は11人が在籍しています。

沿革

この小学校の設立は、学制発布を受けて始まりました。当初、漕代地域には目田学校、早馬瀬学校、法田学校の3校が設置されました。目田学校の創立時期は不明ですが、早馬瀬学校は1874年1月に大乗寺を校舎として設立され、法田学校は1875年5月に創立されました。目田学校は1875年4月に横地学校に改名され、法泉院を校舎としました。

1880年に早馬瀬学校から高木学校が分離し、その後横地学校と法田学校が1883年に統合し就将学校が開校しました。同年には早馬瀬学校と高木学校も合流して耕道学校が設立され、就将学校は北教場を横地、南教場を法田に置き、耕道学校は早馬瀬と高木に分けて教場を設けいました。

1884年には就将学校と耕道学校が再び統合し、就道学校が設立されます。就道学校は横地に本校を置き、北・中・南分教場を設けました。1887年に就道尋常小学校、1892年に漕代尋常小学校と改称されていき、1898年には高等科を設置したため漕代尋常高等小学校として更に名称が変更されました。

この学校には1910年に実業補習科、1926年には青年訓練所が併設されていきました。1941年には国民学校令に基づき漕代国民学校に改称されますが、1947年に漕代小学校へ改名されました。そして1955年には漕代村が松阪市に編入されたため、松阪市立漕代小学校となりました。

校区

卒業後、児童は松阪市立東部中学校に進学します。校区内にはさまざまな地域があり、学校は地域との連携を大切にしています。

周辺環境

学校近くには櫛田川が流れ、自然豊かな環境が広がっています。また、三重県道119号松阪度会線が通っており、交通便も良好です。

参考文献

• - 松阪市史編さん委員会 編『松阪市史 別巻2 索引・年表』蒼人社、1985年、258p.
• - 三重県教育委員会『学校名簿 平成28年度』三重県教育委員会事務局教育総務課、2016年、57p.

公式情報

• - 松阪市立漕代小学校 - 公式サイト
• - 漕代小学校 - 松阪市教育委員会 社会科副読本編集委員会

漕代小学校は、長い伝統を持ちながらも現代的な教育を行い、地域に根ざした学びを提供しています。

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