板倉重同

板倉重同（いたくら しげあつ）は、江戸時代前期から中期にかけての大名であり、上野国安中藩の2代藩主、そして陸奥国泉藩の初代藩主を務めました。官位は従五位下・伊予守。重形系板倉家の2代目にあたります。

生涯

延宝7年（1679年）に、旗本・神保元茂の次男として生まれました。母が板倉重形の娘であったことから、重同は外祖父である板倉重形の養子となり、貞享3年（1686年）に板倉家の家督を相続しました。元禄15年（1702年）7月4日、上野安中藩から陸奥泉藩へと移封されました。

享保2年（1717年）に39歳で死去し、跡は長男の勝清が継ぎました。

系譜

実父: 神保元茂
実母: 板倉重形の娘
養父: 板倉重形
正室: 細川興栄の娘

子女

1. 板倉勝清（長男）：跡を継ぎました。
2. 娘：建部政民の正室となりました。
3. 娘：朽木直綱の正室となりました。
4. 娘：板倉重丘に嫁ぎました。

板倉重同は、短い生涯ながらも二つの藩の藩主を務め、その間に家督の相続や移封といった重要な出来事を経験しました。彼の子孫は、それぞれの婚姻を通して、他の大名家との関係を築き、板倉家の勢力を維持しました。

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