板橋駅 (京畿道)

板橋駅の概要

板橋駅（パンギョえき）は、大韓民国の京畿道城南市盆唐区柏峴洞にある駅です。この駅は新盆唐線と韓国鉄道公社（KORAIL）の京江線の2つの路線が交差する地点に位置しています。板橋テクノバレーという副駅名も持ち、多くのビジネスや技術関連の施設に近接していることが特徴です。

歴史

この駅の開業は2011年10月28日で、新盆唐線の一部として利用が開始されました。続いて、2016年9月24日には京江線が開業し、首都圏の交通ネットワークがさらに充実しました。特に、2023年12月28日からは京江線の板橋駅から中部内陸線の忠州駅方面へのKTX（高速鉄道）の運行も始まり、大きな利便性が提供されることになっています。また、2026年には京江線の延寿駅から板橋駅間が延伸される予定であり、さらなる地域発展が期待されています。

駅構造

板橋駅は地下駅で、新盆唐線と京江線それぞれに対して共用される改札口と出入口が設けられています。駅のコンコースには自然光を取り入れるための大きな窓が設置されており、明るい印象を与えています。

新盆唐線

新盆唐線のコンコース階には北側と南側にそれぞれ改札口があり、地下3階がホーム階となっています。ここには相対式ホームが2面2線設けられており、乗客の安全を確保するためにホームドアシステムが取り入れられています。また、ホームの中央には京江線への乗り換え用の改札口があります。駅の亭子寄りには留置線が4本設けられています。

韓国鉄道公社

京江線の改札口はコンコース階の東側と西側に位置します。ホーム階は地下4階で、同じく相対式ホームが2面2線設置されています。乗客の安全のため、こちらにもホームドアが導入されています。新盆唐線と京江線の乗換え用改札口は改札階とホーム階の途中にあり、乗換時には東側と西側の踊り場の確認が求められます。

利用状況

最近のデータによると、京江線の一日平均乗車人員は上昇傾向にありますが、新盆唐線の具体的な利用状況についての情報は提供されていません。

駅周辺

板橋駅の周辺には多くのビジネス施設や公園が存在しています。新盆唐線の本社、カカオアジト、カカオモビリティといった企業のオフィスに加え、グレイツ板橋や現代百貨店板橋店などの商業施設も立地。さらに、ボットル貯留地公園や花郎公園、板橋テクノパークなどの緑地も周囲に点在し、ビジネスと居住の両面から利便性を提供しています。

隣接駅

板橋駅は新盆唐線と韓国鉄道公社の両路線で接続されており、利用者にとって非常に便利なロケーションです。新盆唐線では清渓山入口駅と亭子駅の間に位置しており、京江線では城南駅に接しています。

このように、板橋駅は交通の要所としての役割を果たしながら、地域発展に寄与し続けています。

もう一度検索