柴田大地 (野球)

柴田 大地（しばた だいち）のプロフィール

柴田大地は、1997年11月7日に東京都大田区で生まれたプロ野球選手です。ポジションは投手で、右投右打のスタイルを持っており、現在は東京ヤクルトスワローズに所属しています。

経歴

プロ入り前

柴田の野球キャリアは、3年生の時に東糀谷小学校で始まりました。ここでは東糀谷イーグルスに所属して活動し、その後、大田区立糀谷中学校では硬式野球チームの羽田アンビシャスでプレーしました。続いて日本体育大学荏原高校に進学し、3年生の夏には背番号10を背負って東東京大会に出場。結果として、日大豊山高に敗れたものの、若き投手としての才能を見せました。この時期には未だ甲子園には出場していません。

大学には日本体育大学を選び入学しますが、その直後に右肘を負傷し、公式戦には出場できない状態が続きました。4年生の時にはトミー・ジョン手術を受けたこともあり、同世代の選手たちの中では厳しい環境にありました。大学時代の同期には、将来の名選手と期待される吉田大喜がいます。

社会人野球の日本通運に入社した柴田は、1年目もリハビリに専念しました。2021年8月にはオープン戦で156km/hを記録し、ストレートとスプリットで注目を集めるようになりました。高野脩汰など、同チームの後輩たちと共に切磋琢磨していました。

ドラフト会議では2021年10月11日に東京ヤクルトスワローズから3位指名を受け、2021年12月6日に契約金6000万円、年俸1200万円で入団が決まりました。背番号は41となり、期待の選手としてヤクルトのスカウト陣からも高く評価されました。

ヤクルト時代

2022年には春季キャンプから二軍でのスタートとなりましたが、2月13日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けて自主隔離となるというトラブルが発生しました。7月8日には一軍に初昇格し、阪神タイガース戦でプロ入り初登板を果たしましたが、1回5安打5失点（自責点1）という結果に終わります。それでも、同年7月23日のフレッシュオールスターでは2者連続で三振を奪い、無失点に抑えるピッチングを見せました。

選手としての特徴

柴田投手の最大の武器は、最速156km/hに達する直球と、146km/hのスプリットです。特にそのスピンの効いたストレートは他の選手と比べてもトップクラスのレベルにあり、多くのバッターにとって嫌な存在です。また、彼は日本通運で共に働いていた女性と結婚しました。

詳細情報

年度別投手成績

• - 2022年度: 初登板を含む登板1試合。
• - 2023年度: シーズン終了時に成績更新。

初記録

• - 初登板: 2022年7月8日、対阪神タイガース。
• - 初奪三振: 同上の試合において坂本誠志郎を三振に打ち取る。

終わりに

今後の柴田大地選手の活躍が期待される中、彼の経験と持ち味を生かし、プロ野球界でもさらなる成長を遂げていくことが期待されます。

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