栃木県道・茨城県道207号高田筑西線

栃木県道・茨城県道207号高田筑西線

栃木県道・茨城県道207号高田筑西線は、栃木県真岡市から茨城県筑西市に至る、全長約11kmの主要地方道です。この道路は、小貝川の右岸に沿って南北に伸びており、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

この県道は、栃木県真岡市高田を起点とし、茨城県筑西市横島を終点としています。かつては高田下館線という名称でしたが、2008年3月31日に現在の高田筑西線に変更されました。この路線は、地域住民の生活道路としてだけでなく、広域的な移動にも利用されています。

路線データ

起点: 栃木県真岡市高田（栃木県道45号つくば真岡線交点）
終点: 茨城県筑西市横島（茨城県道7号石岡筑西線交点＝横島交差点）
総延長: 約11km（茨城県区間：11.590 km）
主な通過自治体：栃木県真岡市、茨城県筑西市

歴史

この路線の歴史は、1959年に茨城県が県道高田下館線として路線認定したことに始まります。その後、1961年には栃木県も路線認定を行いました。1995年には整理番号が207に変更され、2008年には下館市が筑西市に改称されたことに伴い、路線名も高田筑西線に変更されました。

年表

1959年10月14日：茨城県が県道高田下館線として路線認定。
1961年4月1日：栃木県が路線認定。
1964年7月3日：車両制限令に基づく指定を受ける。
1988年10月13日：下館市大字横島（終点付近）の新道の一部区間を供用。
1994年2月24日：下館市大字川澄地内のバイパス道路を供用開始。
1995年3月30日：茨城県区間において、整理番号が207に変更。
1996年3月4日：下館市大字川澄 - 大字横島の新道が開通。
1998年3月19日：下館市大字下高田 - 同市大字川澄までバイパス一部区間の道路区域が決定。
1999年8月26日：下館市大字大関 - 同市大字川澄のバイパスが開通。
2000年1月27日：下館市大字川澄 - 大字甲の旧道が市道に降格。
2002年9月17日：下館市大字羽方 - 大字川澄のバイパス区間を供用開始。
2002年12月12日：下館市大字奥田 - 真壁郡協和町大字小栗までバイパスの道路区域が決定。
2005年2月24日：下館市大字羽方地内のバイパスの一部区間を供用開始。
2008年3月10日：筑西市下高田 - 筑西市羽方のバイパスの一部区間を供用開始。
2008年4月1日：路線名を県道高田筑西線に改称。
2012年6月6日：筑西市大字奥田地内のバイパスの一部区間を供用開始。
2013年7月29日：筑西市下高田地内のバイパスが開通。
2013年8月22日：筑西市小栗 - 同市下高田までバイパスの道路区域が一部追加。
2016年9月23日：筑西市大字小栗 - 筑西市大字川澄の旧道区間が市道に降格。
2018年12月6日：筑西市奥田 - 同市小栗の旧道が市道に移管。

地理

この道路は、栃木県と茨城県の県境を跨ぎ、真岡市から筑西市へと続いています。沿線は、田園風景が広がり、小貝川の豊かな自然を感じることができます。また、沿線には、住宅地や商業施設も点在しており、地域住民の生活を支える重要な道路となっています。

交差する道路

栃木県道45号つくば真岡線（真岡市高田・起点）
栃木県道166号西田井二宮線（真岡市高田）
茨城県道216号岩瀬二宮線（筑西市小栗・加草交差点）
国道50号下館バイパス（筑西市川澄・川澄南交差点）
茨城県道7号石岡筑西線（筑西市横島・終点）

脚注

出典

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

栃木県の県道一覧
茨城県の県道一覧

外部リンク

栃木県県土整備部
真岡土木事務所（栃木県区間の道路の管理事務所）
茨城県土木部
筑西土木事務所（茨城県区間の道路の管理事務所）

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