栃木県道2号宇都宮栃木線

栃木県道2号宇都宮栃木線

栃木県道2号宇都宮栃木線は、栃木県宇都宮市と栃木市を結ぶ主要地方道であり、地域を結ぶ重要な役割を担っています。

概要

この県道は、宇都宮市から壬生町を経由して栃木市に至ります。そのルートは東武宇都宮線とほぼ並行しており、沿線には多くの商業施設が立ち並び、交通量の多い幹線道路となっています。宇都宮市桜2丁目起点の桜2丁目交差点から睦町、そして栃木市平柳町から万町交番前終点の区間を除き、ほぼ全線が4車線化されています。

古くから道路拡張とバイパス整備が進められており、幕田・惣社今井など、多くのバイパス道路が建設されてきました。これにより、交通の円滑化が図られています。

栃木市以南では、平柳町交差点から川連交差点まで栃木バイパス、および川連交差点から栃木県道11号栃木藤岡線・栃木県道9号佐野古河線が連結しています。さらに、埼玉県加須市の旧北川辺地区にて国道354号とも接続しており、栃木県宇都宮市から茨城県古河市間を並行する国道4号の裏道的な役割も果たしています。

路線データ

総延長：26.626 km
実延長：24.549 km
起点：栃木県宇都宮市桜3丁目（桜2丁目交差点＝国道119号・栃木県道70号宇都宮今市線交点）
終点：栃木県栃木市万町（万町交番前交差点＝栃木県道3号宇都宮亀和田栃木線・栃木県道11号栃木藤岡線交点）
認定：1962年（昭和37年）8月10日

歴史

1993年（平成5年）5月11日 - 建設省から、県道宇都宮栃木線が宇都宮栃木線として主要地方道に指定。

路線状況

別名

桜通り：桜二丁目交差点から滝谷町交差点までの区間。この区間と連続する国道119号の桜二丁目から松原三丁目までの区間も同じ愛称で呼ばれ、一体の通りとして認識されています。
栃木街道：概ね全区間。
宇都宮街道
幕田バイパス
安塚バイパス
壬生バイパス：壬生町車塚交差点から同町今井交差点までのバイパス区間。
惣社今井バイパス：壬生町今井交差点から栃木市国府町までのバイパス区間。

重複区間

国道121号（宇都宮市西川田本町交差点 - 壬生町淀橋南交差点）
栃木県道3号宇都宮亀和田栃木線（宇都宮市西川田本町交差点 - 壬生町淀橋南交差点）
栃木県道71号羽生田上蒲生線（下都賀郡壬生町・おもちゃのまち交差点 - 国谷駅入口交差点）
栃木県道296号小山都賀線（栃木市惣社町交差点 - 大塚町南交差点）

路線バス

宇都宮駅から宇都宮市文化会館近辺を経由して鶴田駅・西川田駅等に至る路線が、本路線経由で関東自動車により運行されています。このうち六道経由は、東武バスから1992年4月に移管されたものです。

かつては、宇都宮から獨協医大病院・栃木までを結ぶ長距離路線が東武バスにより運行されていましたが、東武宇都宮線との競合やモータリゼーションの影響により、現在は廃止されています。

地理

通過する自治体

宇都宮市
下都賀郡壬生町
栃木市

沿線風景

沿線には、田園風景や住宅地、商業施設などが広がっています。特に、宇都宮市内の桜通りは、春には美しい桜並木が楽しめます。

脚注

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