栄町駅 (札幌市)

札幌市営地下鉄東豊線 栄町駅



栄町駅は、札幌市東区に位置する札幌市営地下鉄東豊線の駅であり、路線の起点となっています。駅番号はH01で、日本最北端の地下鉄駅としても知られています。

歴史



  • - 1988年12月2日：東豊線の開業とともに、栄町駅が開業しました。
  • - 2016年8月13日：ホームの安全性を高めるため、可動式ホーム柵が導入されました。

駅構造



島式ホーム1面2線を有する地下駅です。駅の南側には両渡り転轍機が、北側には8両編成の列車を2編成留置できる3本の留置線が設けられています。また、東側の線路は「栄町検車線」として、車両の検査やタイヤ交換に対応しています。

通常、列車は2番ホームに到着後、北側の留置線へ移動し、折り返し1番ホームから発車します。ただし、夜間留置の関係で、福住行きの始発から2本目の列車は2番ホームから、栄町行きの最終列車は1番ホームに到着します。

駅には4つの出口があり、2番出口には地上へのエレベーターが設置されています。

1992年には、駅構内に「メトロ文庫」が設置され、地域住民が自由に本を借りたり寄贈したりできるようになりました。これは、札幌市営地下鉄で初めての試みでした。

のりば



ホーム 路線 行き先
-- -- --
1 東豊線 福住方面
2 東豊線 福住方面


利用状況



札幌市交通局のデータによると、2020年度の1日平均乗車人員は6,070人です。近年は以下のように推移しています。

(ここに実際の乗車人員の推移データがあれば追記します。)

駅周辺



駅周辺は、南北に伸びる「東15丁目・屯田通」と東西に伸びる「丘珠空港通」が交差しており、マンション、スーパー、コンビニエンスストア、娯楽施設、飲食店、金融機関、医療機関などが集まっています。一方、路地に入ると閑静な住宅地が広がっています。

主な施設:


バス路線



栄町駅は、長らくバスターミナルがありませんでしたが、2014年12月1日に「栄町駅交通広場」が開設されました。また、駅の出入口付近には4つのバス停留所が設けられています。

イオン札幌栄町店の催事スペースには、仮設のバス待合所が設置されています。

交通広場は、周辺住民からの要望を受け、バスターミナル機能を含む多目的交通広場として整備されました。2014年12月1日に供用が開始され、バスレーン、駐輪場、待合室が整備されました。これにより、一部の路上停留所が移動されました。

2021年12月の平日1日あたり、スクールバスなどを除く発着便数は、交通広場と路上停留所を合わせて217便でした。

バス乗り場



  • - 1番のりば（1番出入口側）
- 栄19 栄町花川線：石狩庁舎前行
- 麻25 東16丁目線：篠路小学校行
  • - 2番のりば（2番出入口側）
- 栄20・栄23 栄町教育大線：あいの里4条1丁目行
  • - 3番のりば（3番出入口側）
- 麻25・麻26：麻生駅（麻生バスターミナル）行
  • - 4番のりば（栄町駅交通広場）
- 栄21 栄町篠路線：篠路10条4丁目行
- 麻26 麻生東苗穂線：豊畑行・モエレ沼公園行 ※モエレ沼公園行は夏季間のみ運行
- 丘珠空港連絡バス：丘珠空港行

5番のりば（4番出入口側）は降車専用です。丘珠空港連絡バスは北都交通、その他は北海道中央バスが運行しています。

その他



  • - 駅スタンプは、栄町駅のイニシャル「S」の中に「つどーむ」が描かれています。
  • - 日本の公営鉄道の駅として最北端に位置し、地下駅としても日本最北です。
  • - さっぽろ雪まつり期間中は、路上停留所から「つどーむ」会場までのシャトルバスが運行されます。

隣の駅



- 栄町駅 (H01) - 新道東駅 (H02)

脚注



(ここに脚注の内容があれば追記します。)

関連項目



- 栄町駅 (北海道岩見沢市) - 北海道旅客鉄道・幌内線（廃線）にあった駅
- 栄町停留場 (北海道) - 函館市電・東雲線（廃線）にあった停留場

外部リンク



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