桜の花舞い上がる武道館

エレファントカシマシのライブ映像作品「桜の花舞い上がる武道館」は、2009年4月11日に日本武道館で行われたライブの模様を収録したものです。8年ぶりとなる武道館公演は、1万人を超える観客を動員し、熱狂的な盛り上がりを見せました。

この作品は、ライブの全編をノーカットで収録している点が大きな魅力です。エレファントカシマシのメンバーに加え、蔦谷好位置、ヒラマミキオ、金原千恵子ストリングスといった豪華ゲストが参加し、楽曲に華を添えています。

DISC1には、「新しい季節へキミと」「この世は最高!」「今はここが真ん中さ!」「デーデ」「未来の生命体」「風に吹かれて」「さらば青春」「甘き絶望」「悲しみの果て」「男は行く」「リッスントゥザミュージック」「昔の侍」「シャララ」「珍奇男」といった代表曲が収録されています。

DISC2には、「It's my life」「ハナウタ 〜遠い昔からの物語〜」「to you」「絆 (きづな)」「笑顔の未来へ」「桜の花、舞い上がる道を」「FLYER」「俺たちの明日」「今宵の月のように」「風」「流れ星のやうな人生」「ファイティングマン」といった楽曲が収録されており、アンコールまで含めた充実した内容となっています。

特に「桜の花、舞い上がる道を」は、このライブのタイトルにもなっており、桜吹雪が舞う中で演奏される感動的なシーンは必見です。また、「今宵の月のように」や「俺たちの明日」といった代表曲では、会場全体が一体となって盛り上がり、圧倒的な臨場感を味わえます。

初回盤はスペシャルパッケージ仕様で、72ページに及ぶ豪華ライブ写真集が同梱されています。ライブの熱気をそのまま閉じ込めたような写真の数々は、ファンにとっては見逃せないアイテムと言えるでしょう。また、本作はベスト・アルバム『エレカシ 自選作品集』と同時発売されており、合わせて楽しむことで、エレファントカシマシの音楽世界をより深く堪能できます。

エレファントカシマシのライブパフォーマンスの魅力を余すところなく伝えてくれる「桜の花舞い上がる武道館」は、ファンはもちろん、彼らの音楽に触れたことのない人にもおすすめできる作品です。

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