桜田淳子Thanks 40 〜青い鳥たちへ
桜田淳子のキャリア40周年を記念して企画されたBOXセット『Thanks 40 ～青い鳥たちへ』（サンクス フォーティー 〜あおいとりたちへ）は、2013年10月23日にビクターエンタテインメントからリリースされました。この作品は、桜田淳子本人が初めて制作監修を行った意欲的なベストアルバムであり、2枚のCD、スペシャルDVD、そしてスペシャルBOOKで構成される豪華な内容となっています。規格番号はVIZL-568が付与されました。CD形式での販売に加え、発売元のビクターエンタテインメントの公式ウェブサイトではダウンロード販売も実施されました。さらに、本作の初回生産分には、2013年11月26日に東京・銀座の博品館劇場で行われたスペシャル・イベント「桜田淳子Thanks 40スペシャル～ファン感謝DAY」のチケット優先購入予約が可能となるシリアルナンバーが封入されました。
このBOXセットの核となる音楽コンテンツは、テーマ別に分けられた2枚のCDに収められています。DISC 1「THE IDOL」には、桜田淳子が10代の頃にアイドルとして発表した数々の代表的な楽曲が選ばれています。特に注目すべきは、このディスクに収録された全楽曲の作詞を、昭和歌謡史に名を刻む阿久悠が手掛けている点です。「天使も夢みる」に始まり、「わたしの青い鳥」、「はじめての出来事」、「夏にご用心」、「気まぐれヴィーナス」など、彼女の初期の輝きを象徴するヒット曲が網羅されており、当時の熱狂を鮮やかに蘇らせます。
一方、DISC 2「THE FAVORITE」には、ニューミュージック系のシンガーソングライターなどが提供した楽曲の中から、桜田淳子自身がお気に入りとして選び抜いた作品が集められています。このディスクの選曲と曲順は、「もし今、自分がステージに立つとしたら」というコンセプトに基づき、ライブパフォーマンスを意識して練られたものです。中島みゆきが手掛けた「追いかけてヨコハマ」や「しあわせ芝居」、尾崎亜美作曲の「LADY」、矢野顕子作詞・作曲の「私は臆病者」、山下達郎作曲の「センチメンタル・ボーイ」、筒美京平作曲の「リップスティック」など、アイドル期のイメージを越えた表現者としての彼女の魅力が堪能できる楽曲が並びます。
付属のスペシャルDVDは、長年のファンにとって非常に価値の高い映像資料が収録されています。これまでDVD化される機会が少なかった貴重な映像が多数収められている点が最大の特徴です。TBSの伝説的な番組『8時だョ!全員集合』で披露された歌唱シーンを中心に、「天使も夢みる」などのプロモーション映像、スポニチ芸能ライブラリー提供の映像などが収められています。テレビを通じて日本中を魅了したパフォーマンスの記録は、「花物語」、「三色すみれ」、「はじめての出来事」、「気まぐれヴィーナス」、「追いかけてヨコハマ」など、多岐にわたります。当時の活き活きとした桜田淳子の姿を、高画質で再び見ることができます。
さらに、このBOXセットにはスペシャルBOOKが同梱されています。このブックレットには、桜田淳子の活動40年を深く掘り下げるコンテンツが多数収録されています。サンミュージックグループの福田時雄氏を聞き手に迎えたロングインタビューでは、これまでの様々な出来事や心情が語られています。また、CDに収録された楽曲それぞれに対する桜田淳子自身による解説（セルフライナーノーツ）も掲載されており、楽曲への理解を深める助けとなります。ブックレットの冒頭ページには、ファンや「未来の青い鳥たちへ」と宛てた直筆（またはそれに準ずる）の温かいメッセージが綴られています。そして、最終ページには、彼女のキャリアを支え、既に鬼籍に入られた池田文雄プロデューサー、作詞家の阿久悠、振付師の土居甫、サンミュージック創業者である相澤秀禎会長といった恩人たちへの深い感謝と追悼の言葉が捧げられており、この作品が単なる回顧に終わらない、多くの支えへの感謝が込められた記念碑であることが示されています。
『Thanks 40 ～青い鳥たちへ』は、桜田淳子というアーティストの多面的な魅力を、本人監修という形で網羅した決定版と言えるでしょう。アイドルとしての絶頂期、そして表現者としての深化、その両方の側面を音楽と映像、そして言葉で辿ることができる、ファンにとってはまさに待望の、そして新たなリスナーにとっては彼女の軌跡を知る上で最良の入門となる豪華な作品です。
このBOXセットの核となる音楽コンテンツは、テーマ別に分けられた2枚のCDに収められています。DISC 1「THE IDOL」には、桜田淳子が10代の頃にアイドルとして発表した数々の代表的な楽曲が選ばれています。特に注目すべきは、このディスクに収録された全楽曲の作詞を、昭和歌謡史に名を刻む阿久悠が手掛けている点です。「天使も夢みる」に始まり、「わたしの青い鳥」、「はじめての出来事」、「夏にご用心」、「気まぐれヴィーナス」など、彼女の初期の輝きを象徴するヒット曲が網羅されており、当時の熱狂を鮮やかに蘇らせます。
一方、DISC 2「THE FAVORITE」には、ニューミュージック系のシンガーソングライターなどが提供した楽曲の中から、桜田淳子自身がお気に入りとして選び抜いた作品が集められています。このディスクの選曲と曲順は、「もし今、自分がステージに立つとしたら」というコンセプトに基づき、ライブパフォーマンスを意識して練られたものです。中島みゆきが手掛けた「追いかけてヨコハマ」や「しあわせ芝居」、尾崎亜美作曲の「LADY」、矢野顕子作詞・作曲の「私は臆病者」、山下達郎作曲の「センチメンタル・ボーイ」、筒美京平作曲の「リップスティック」など、アイドル期のイメージを越えた表現者としての彼女の魅力が堪能できる楽曲が並びます。
付属のスペシャルDVDは、長年のファンにとって非常に価値の高い映像資料が収録されています。これまでDVD化される機会が少なかった貴重な映像が多数収められている点が最大の特徴です。TBSの伝説的な番組『8時だョ!全員集合』で披露された歌唱シーンを中心に、「天使も夢みる」などのプロモーション映像、スポニチ芸能ライブラリー提供の映像などが収められています。テレビを通じて日本中を魅了したパフォーマンスの記録は、「花物語」、「三色すみれ」、「はじめての出来事」、「気まぐれヴィーナス」、「追いかけてヨコハマ」など、多岐にわたります。当時の活き活きとした桜田淳子の姿を、高画質で再び見ることができます。
さらに、このBOXセットにはスペシャルBOOKが同梱されています。このブックレットには、桜田淳子の活動40年を深く掘り下げるコンテンツが多数収録されています。サンミュージックグループの福田時雄氏を聞き手に迎えたロングインタビューでは、これまでの様々な出来事や心情が語られています。また、CDに収録された楽曲それぞれに対する桜田淳子自身による解説（セルフライナーノーツ）も掲載されており、楽曲への理解を深める助けとなります。ブックレットの冒頭ページには、ファンや「未来の青い鳥たちへ」と宛てた直筆（またはそれに準ずる）の温かいメッセージが綴られています。そして、最終ページには、彼女のキャリアを支え、既に鬼籍に入られた池田文雄プロデューサー、作詞家の阿久悠、振付師の土居甫、サンミュージック創業者である相澤秀禎会長といった恩人たちへの深い感謝と追悼の言葉が捧げられており、この作品が単なる回顧に終わらない、多くの支えへの感謝が込められた記念碑であることが示されています。
『Thanks 40 ～青い鳥たちへ』は、桜田淳子というアーティストの多面的な魅力を、本人監修という形で網羅した決定版と言えるでしょう。アイドルとしての絶頂期、そして表現者としての深化、その両方の側面を音楽と映像、そして言葉で辿ることができる、ファンにとってはまさに待望の、そして新たなリスナーにとっては彼女の軌跡を知る上で最良の入門となる豪華な作品です。
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